JGBトレーディングフロア(2023年8月31日)

31日の債券相場は先物や中期債が上昇。米国で軟調な経済統計を受けて長期金利が低下した流れを引き継いだ。超長期債は月末のデュレーション調整の債券買い観測で底堅く推移していたが、先回りの買いが主との見方で、午後に入って売りが優勢となった。昨日の日銀田村審議委員に続き、午後に中村審議委員の講演内容が伝わったが、ハト派的な内容で、市場への影響は限定的だった。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,360回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2023年9月1日)

8月最終週の株式市場は、日経平均株価は+3.60%の小幅反発、NYダウ+1.43%の続落、ユーロストックス50+1.44%と3指数とも上昇しました。

9/1に発表された米国雇用統計の結果は非農業部門雇用者数+187Kと市場予想+170Kより多かったものの、週平均賃金は市場予想+0.3%(前月比)を下回る0.2%に減速したことから、インフレ減速の兆候と受け止め、FRBの利上げは終わったとの期待から、長期金利は前週比▲5bpの4.17%と低下し、株高となりました。
ただし、週間では長期金利は下落しているものの、雇用統計発表直後こそ金利低下のリアクションとなりましたがその後反発し前日比で金利上昇、為替もドル高となったことから、総楽観といは言い難い状況です。

一方で、雇用統計に先駆けてボラティリティ指数は前週のジャクソンホール通過後から下落傾向を強めており、米国VIX指数は13.09ptとコロナ禍以降の最低水準に達しています。欧州株ボラティリティのVSTOXX指数も15.94.ptとひと月ぶりの低水準になっており、リスクオンモードが鮮明となりました。

日本市場に関しては、対内証券投資で海外投資家が▲4123億円売越しと2週連続売り越しとなっていますが、前週の日経平均は+0.55%の上昇となっており、株価の上値を抑えるような売りとはなっていません。
日経平均株価は週足で下向きのフラッグパターンを形成している中で、TOPIXは年初来高値を更新しており、上抜けが期待されるところです。

上値目途は7月高値33762円と8月高値33488円を結んだトレンド線、33170円あたり。これを超えるようなら、バリュエーション面から予想PER20.30倍(過去平均から+1標準偏差)の34400円。7月、8月と同様に月初高反落になると考えるならばCall 33125買い+先物売り+Put32500売りの、アップサイドにプロテクトを付けたデルタショートポジション、逆に、33170円を超えて上昇とみるならば、Call 33125のロング/ Put32500売りのリスクリバーサル戦略がよさそうです。


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JGBトレーディングフロア(2023年8月30日)

債券相場は下落。前日の米長期金利が低下するも、連動する先物の夜間取引の上昇が限られたことで、相場水準の警戒感から売りが優勢となった。また朝方は、この日行われる日銀の定例の国債買い入れオペの減額観測も重しとなったようだ。
その後、オペのオファー額は据え置かれ、通知直後に先物が買われたがすぐに押し戻された。ただ現物債には月末のインデックス調整などの買い需要も控えているようで下値を売る向きは限られた。

☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,360回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2023年8月29日)

債券相場は上昇。金利先高観が一服し米長期金利が低下した流れを引き継いだ。この日の2年物国債入札はやや弱めの結果だったが、相場全体への影響は限定的だった。先物は、他年限の国債に比べ、相対的にやや買いが優勢で、ベアファンドに関連する一部買戻しが入ったとの声も聞かれた。

☆2年債入札(452回,CPN0.005%)落札結果
最低落札価格99円97銭0厘(0.020%)、平均落札価格99円98銭7厘(0.011%)、応札倍率3.21倍(前回3.95倍)
(事前予想価格99円98銭)
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,360回1.00%)落札金額0億円。


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JGBトレーディングフロア(2023年8月28日)

債券相場は下落。先週末のジャクソンホール会合で米FRBのパウエル議長が必要に応じて追加利上げに動く用意があるとの認識を示し、先物が夜間取引で下げた流れを引き継いだが、日銀植田総裁のハト派的な発言や、先週発表された予想を下回る東京都区部CPIなどから緩和的な金融政策の継続が見込まれ、売り圧力は限られたようだ。
イベント通過でこのまま海外金利が落ち着けば、月末に向けて投資家の実需やベアファンド解約による先物の買い戻しも期待できるとの見方。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,360回1.00%)落札金額0億円。


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