JGBトレーディングフロア(2022年6月29日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。時間外取引での米長期金利低下が買いにつながった。また日銀の定例国債買い入れとチーペスト銘柄を含む指し値オペも相場の下支えとなった。
先物も底堅い動きとなったものの引き続き流動性の低下が懸念されていることや明日発表の翌月以降の国債買い入れ予定発表を控えて、積極的な取引は限定的な印象。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、3-5年4750億円、5-10年5000億円、10-25年超1250億円、物価連動債600億円(事前通告通り)。応札倍率はそれぞれ1.87、2.00、3.32、3.45倍。
☆国債買入(固定利回り方式,364~366回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年6月28日)

債券相場は下落。前日の米長期金利が上昇したことに加えて、日銀の政策修正観測もくすぶり超長期ゾーンを中心に売られた。
一方、中・長期債は日銀のチーペスト銘柄を含む指し値オペ継続で下値は限られた。この日の2年債入札は無難に通過し、相場への影響は限定的だった。

【メモ】
☆2年債入札(438回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円10銭0厘(-0.044%)、平均落札価格100円10銭9厘(-0.049%)、応札倍率3.81倍(前回5.43倍)。(事前予想価格100円10銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年6月27日)

債券相場は下落。米国の過度な景気後退懸念が弱まり米長期金利の上昇を受けて、国内債も超長期債を中心に売りが優勢となった。日銀の10年債および7年チーペスト銘柄の連日指値オペで、中・長期債の下げは相対的に小さく、イールドカーブはベアスティープ化した。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,364~366回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


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JGBトレーディングフロア(2022年6月24日)

債券相場は先物が大幅続伸。米金融当局の積極的な利上げによるリセッション懸念を背景に米長期金利が一段と低下したことを受けて買いが優勢だった。日銀のチーペスト銘柄の連続指し値オペ効果もあり、足元で拡大していた先物とのベーシスは縮小に向かった。米国の来年のリセッションの可能性から投機筋が米国債を先回りして買ってきているという観測もあり、海外金利の上昇圧力弱まれば、長めのゾーンに対する買い需要も強まりそう。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,364~366回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円

【来週のスケジュール】
6/27
<国内予定>
金融政策決定会合における主な意見(6月16・17日分) / 日銀CP買い入れオペ / 資金循環統計(1-3月期速報) / 景気一致指数(4月)
<海外予定>
【米国】米2年債・5年債入札 / 米耐久財受注(5月) / 米中古住宅販売成約指数(5月)
【欧州】G7首脳会議(26-28日,ドイツ・エルマウ) / ECBフォーラム(ポルトガル) / テニス,ウィンブルドン選手権開幕
【その他】中国工業利益(5月)
<海外決算>
ナイキ

6/28
<国内予定>
2年利付国債入札
<海外予定>
【米国】卸売在庫(5月) /主要20都市住宅価格指数(4月) / FHFA住宅価格指数(4月) / 消費者信頼感指数(6月) / 米サンフランシスコ連銀総裁インタビュー / 米中間選挙予備選(コロラド州,イリノイ州,ニューヨーク州,オクラホマ州,ユタ州),予備選決選投票(ミシシッピ州とサウスカロライナ州) / 7年債入札
【欧州】ドイツ5年債入札
【その他】

6/29
<国内予定>
日銀買いオペ(3-5,5-10,10-25年) / 小売売上高(5月) / 百貨店・スーパー売上高(5月) / 消費者態度指数(6月)
<海外予定>
【米国】クリーブランド連銀総裁パネル討論会参加(ECBフォーラム)/ ECB総裁や米FRB議長,イングランド銀行総裁パネル討論会参加(ECBフォーラム) / セントルイス連銀総裁オンラインイベント発言(事前収録) / 米GDP(1Q確定値)
【欧州】北大西洋条約機構(NATO)首脳会議(マドリード) / ユーロ圏マネーサプライ(5月) / ユーロ圏景況感指数(6月) / ユーロ圏消費者信頼感指数(6月) / 独CPI(6月)
【その他】*****

6/30
<国内予定>
日銀7‐9月の国債買い入れ予定 / 鉱工業生産(5月) / 住宅着工戸数(5月) / 外国為替平衡操作の実施状況(6月)
<海外予定>
【米国】個人支出・所得(5月)
【欧州】「OPECプラス」閣僚級会合(オンライン) / イタリア5年,10年債入札 / ユーロ圏失業率 (5月) / 独失業率(6月) / 英GDP(1Q)
【その他】中国製造業・非製造業PMI(6月)

7/1
<国内予定>
財務省,国庫短期証券(3カ月)入札 / GPIF運用状況報告 / 東京CPI(6月) / 日銀短観 / 自動車販売台数(6月)
<国内決算>
ニトリHD(9843)
<海外予定>
【米国】米ボストン連銀総裁にスーザン・コリンズ氏が就任 / S&Pグローバル米製造業PMI(6月) / 米建設支出(5月) / ISM製造業景況指数(6月) / 自動車販売(6月)
【欧州】チェコがEU議長国に就任 / S&Pグローバル・ユーロ圏製造業PMI(6月) / ユーロ圏CPI(6月)
【その他】香港,英国から中国への返還25周年記念式典 / 香港,新行政長官に李家超(ジョン・リー)氏が就任 / 中国財新製造業PMI指数 (6月) / ロシアGDP(1Q)


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ウィークリーレポート(2022年6月24日)

6月の第4週の株式市場は、日経平均+2.04%、NYダウ+5.39%、ユーロストックス50+2.75%と反発しました。
週半ばにはパウエル議長が大幅利上げにより米経済がリセッションに陥る可能性があることを認め、リセッション懸念から債券高金利安、コモディティ安となりました。リセッション懸念が報じられることとは裏腹に、長期金利の低下と商品指数の低下から株価は上昇し、また、VIX指数も低下しました。
米国株式市場は今年に入って、月末にかけてリバーサルの動きとなることが恒例となっており、月半ばまで売り込まれたあと反発するパターンは5月と同様で、来週、6月最終週も同様に買戻しに支えられそうです。

月末までのリバウンドの目安としては、先週のレポートで取り上げたS&P500のベアマーケット入り後の推移パターンから、S&P500が3962pt、日経平均は200日線 27882円あたりが目途となりそうです。

6月は6/10のCPIショックで大きく相場が崩れる展開となりましたが、株安の背景では、米国長期金利が6/14高値3.47%から3.10%まで低下、また、WTI原油先物も6/8高値122.11ドルから6/24終値107.62ドルまで11.87%下落、CRB商品指数も同期間中に5.82%下落となっており、7/13の発表予定の米国CPIは市場にとってポジティブな結果になるかもしれません。当レポートでも取り上げたクリーブランド連銀のCPINowは日々チェックしておいたほうがよいです。
7月CPIショックの可能性は低いと下値警戒を緩めて相場に臨むとしても、積極的に上値を買う材料もないため、7月SQに向けは時間価値をとれるプット売り/ストラドル売りがよさそうです。
ただし、日本株に関してはSQ直前にETFの分配金捻出売りがあるため、一時的に下振れしてもよいようにバッファーをもっていたほうがよいです。


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