JGBトレーディングフロア(2024年1月30日)

債券相場は上昇。海外金利が低下したことに加えて、国内で行われた2年国債入札を波乱なく終えて買い安心感が広がった。月末のインデックス調整や年金のリバランスなど需給面での支えもあるようだが、一方で日銀による金融政策正常化が強く意識され、どちらかというと上値が重い印象だった。米国金利も明日のFOMC次第でどちらにも触れる可能性があり、先物もCTA系などは、小刻みな売買が中心のようだ。

【メモ】
☆2年債入札(457回、CPN0.1%)落札結果
最低落札価格100円03銭5厘(0.082%)、平均落札価格100円04銭9厘(0.075%)、
応札倍率3.74倍(前回3.34倍)、(事前予想価格100円04銭5厘)。
☆日銀2月買いオペ方針は1月水準を維持


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年1月29日)

債券相場は下落。日銀の早期政策修正に対する警戒感が燻る中、明日の2年債入札を前にやや売りが優勢だった。投資家は売買に慎重になっているようで、基本は押し目待ちのスタンスとの声も聞かれた。1/30~31の米国FOMCを控えて様子見姿勢が強まったことも影響したようだ。午前の売り圧力から、この日の日銀買入れオペの応札倍率もやや高めとなったが、その後、下値を売る動きも限定的だった。

【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年4250億円、5-10年4750億円、25年超750億円、物価連動債600億円。
応札倍率は、2.73、2.76、3.22、4.60倍。


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ウィークリーレポート(2024年1月26日)

1月第4週の株式市場は、日経平均▲0.59%、NYダウ+0.65%、ユーロストックス50+4.20%と、これまでの日本株選好がいったん逆流する形となりました。
1/23の日銀政策決定会合では、市場予想通り現状維持となりましたが、その後の記者会見で、「目標見通せれば、マイナス金利含む緩和策の継続の是非検討」、「マイナス金利、ある程度の副作用は否定できない」、「展望リポートない会合でも政策変更はありうる」など、マイナス金利解除を意識したタカ派な印象を受け、ドル為替レートは会合前高値148円55銭から一時147円割れまで円高となりました。

また、翌日1/24の夕方には、中国人民銀行による預金準備率引き下げのニュースが流れ、上述の日銀の引き締め観測と中国の金融緩和が、年始から顕著になっていた中国株売り/日本株買いの向かい風となり、日経平均株価が▲0.59%と反落する一方で上海総合指数は+2.75%と急反発となりました。
また、中国市場へのエクスポージャーの大きいアディダスやLVMHモエヘネシー・ルイヴィトンなどが反発し、欧州株も上昇しました。

年初からのトレンドの逆回転相場がどれだけ続くかですが、2018年の急騰チャートを踏襲する動きが継続しています。投資部門別売買動向では、~1/12の週で信託銀行2959億円の売り越しとなっており、やはり年金のリバランスが想像されます。月末を過ぎても弱いようなら2月SQ週にかけて年初の33000円台までの調整が考えられます。
ボラティリティは相変わらず原資産のダウンサイドに鈍感な状況が続いていますので、先物売り+プットうりのカバードプットがよさそうです。


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JGBトレーディングフロア(2024年1月26日)

債券相場は上昇。朝方発表された1月の東京都区部CPIの下振れを受けて日銀による政策修正観測が和らぎ、買いが優勢となった。1月の東京都区部の生鮮食品を除くコアCPIは前年同月比1.6%上昇と、1年8カ月ぶりに日銀が掲げる物価目標の2%を下回った。また25日のECB理事会がハト派的だったことも上昇の支援材料となった。

【メモ】
1月の東京都区部CPI総合 前年同月比+1.6%(前月+2.4%、事前予想+2.0%)、コアCPI 前年同月比+1.6% (前月+2.1%、事前予想+1.9%)


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JGBトレーディングフロア(2024年1月25日)

債券相場は下落。日銀がマイナス金利政策を早期に解除するとの見方が強まる中、この日の40年国債の入札結果が低調となり売り圧力が掛かった。ただ、その後は水準的な割安感から一定の需要も見られたようで、40年債もセカンダリーで落札利回りを下回るなど、取引終盤にかけて持ち直しの動きが見られた。今晩のECB理事会や米国GDPを控えて、買戻しの動きもあったようだ。また明日の1月の都区部CPIの発表で物価上昇圧力の鈍化が強まれば、金融政策正常化観測を受けた金利の先高基調もいったん収まるのではとの声も聞かれた。

【メモ】
☆40年債入札(16回、CPN1.3%、ダッチ方式)
応募者利回り 1.925%、発行価格82円87銭、応札倍率2.15倍(前回2.21倍)。
(事前予想利回り1.920%)


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