債券相場は上昇。米金利の上昇に加え、日銀の早期利上げや国債買い入れ減額観測を背景に午前の取引で長期金利指標となる新発10年債利回りは一時1.10%と約13年ぶりの高水準を付けたが、その後行われた2年国債入札が無難な結果となったことで買いに転じた。金利先高観の中で警戒感も高まっていただけにひとまず安心感が出た模様。ただ来月行われる日銀政策決定会合を見極めるまでは積極的な買いは見込めないとの声多く、10年債の1.1%や先物の143円割れなど節目に到達したことによる短期的なポジションの買い戻しが中心のようだ。
【メモ】
☆2年債入札(461回、CPN0.4%)落札結果
最低落札価格99円95銭5厘(0.422%)、平均落札価格99円96銭4厘(0.418%)、
応札倍率3.77倍(前回3.48倍)、(事前予想価格99円95銭5厘)


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