マザーズ市場デイリーレポート(2016年7月29日)

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マザーズ指数は前日比で+9.41ポイントの920.4ポイントと上昇した。上昇寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、ジグソー(3914)、フリークアウト(6094)、下落寄与度上位銘柄はエナリス(6079)、じげん(3679)、モブキャスト(3664)となった。

 

ジグソーは前日引け後に29日付で、マザーズ指数採用の株数が増加することが発表されたことを要因に上昇、フリークアウトは前日引け後に発表した決算と、1株を2株に分割することが好感された。エナリスは監査銘柄に指定との発表によりストップ安となった。前日上場のリファインバース(6531)は寄り後、3,000円を超える場面もあったが、売り圧力が依然強く、前日比-304円の2,246円で引けた。

マザーズ指数の上昇銘柄数は130、下落銘柄数は93、変わらずは7、週間では-0.58%となった。

 

マザーズ指数先物は前日比変わらずの907ポイントで引けた。出来高は843枚と前日比で約300枚増加した。建玉は2,611枚となった。

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本 資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありませ ん。

光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

日銀政策決定会合ではETFの買い取り枠6兆円に増額が決定 2016年7月5週

株式市場概況

7月25日~7月29日の動き

注目された日銀政策決定会合では、ETFの購入額を3兆3千億円から6兆円に拡大することが決定された。国債買い取り枠の拡大やマイナス金利の拡大まで想定する声もあったが、部分的にはネガティブな影響が働く政策の拡大よりも、無難なETFの購入枠の増額が一先ず選択された。市場では発表前後には大きな価格の振れがあったものの、時間が経つと落ち着いた。日経平均株価は前週末比-0.35%の16,569円で取引を終えた。

今週から本格化している日本企業の決算内容は、概ね想定程度となっているが、自社株買いを発表するものも多く、円高などから想定されたほど悪くない印象だ。

長期国債先物は水曜日には154円とこれまでの最高値を更新する場面もあったが、日銀政策決定会合終了後には緩和期待の剥落から152円半ばまで下落した。ドル円は103円前半で取引されている。

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日銀政策決定会合での変更内容

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今後の注目点

日銀は追加緩和を発表したが、市場の期待には満たなかった。しかし、金利の一段の引き下げは金融機関などへの負の影響もあることや、英国やヨーロッパがいまだ緩和に踏み切っていない時点で、大きく追加緩和すると逆に日本だけそれほど景気が悪いのかと印象付けるため、ある程度の緩和で様子見をするというのは、市場全体に悪影響が出ない判断だったように見える。

来週からはドル円の動向と、日本企業の決算発表が重視される相場に移る。

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本 資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありませ ん。

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Weekly commentary 2016年7月5週

≪動画≫動画の内容は、ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、弊社が独自に実施しているものです。

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マザーズ市場デイリーレポート(2016年7月28日)

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マザーズ指数は前日比12.66ポイント下落し、910.99ポイントで取引を終えた。株式市場は日銀政策決定会合を前に、全体的に利食い売り優勢な展開となった。下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779)、じげん(3679)、インベスターズクラウド(1435)、上昇寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、フリークアウト(6094)、オンコリスバイオファーマ(4588)だった。

昨日上昇寄与度トップだったCYBERDYNEは本日は下落寄与度トップに。米国子会社設立によりFDAの認可が近いとの見通しが昨日はあったが、本日は特にそのようなわけではないとの観測から売られた。昨日、業績の上方修正を要因にストップ高した、インベスターズクラウドも本日は弱かった。

フリークアウトは本日引け後に発表される決算期待から買われた。15時に発表された決算は内容も良く、8月末の株主を対象に1株を2株に分割することも発表された。

本日、マザーズに上場のリファインバース(6531)は、公募価格1,700円を1,070円上回る2,770円で初値を付けた。しかし最近の例にもれず引け値は初値より下がり、2,550円となった。マザーズ市場の全体の売買代金は529億円と前日比で47億減少した。

 

マザーズ指数先物は前日比で12ポイント安の907ポイントで取引を終えた。出来高は530枚と上場来で最低となった。注視しているマザーズ指数先物とマザーズ指数のスプレッドに関しては以下のチャートのような変動となっている(19日から。1分足で指数、先物ともに数値がある場合の値で計算)。

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マザーズ市場デイリーレポート(2016年7月27日)

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マザーズ指数は前日比+4.48ポイントの923.65ポイントで取引を終えた。売買代金は575億円と前日比で27億円減少した。上昇寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779)、ミクシィ(2121)、インベスターズクラウド(1435)、下落寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、プレシジョンシステムサイエンス(7707)、アプリックス(3727)となった。

 

CYBERDYNEは昨日の米国に子会社を設立するとのニュースから、米国での展開が進展するのではないかとの期待から買われた。インベスタークラウドは昨日引け後に、通期見通しの引き上げ(売上高+19.9%、純利益+18.8%)を発表し、本日はストップ高となった。

 

東証マザーズ先物の引け値は919ポイントと、前日引け比で+11.5ポイントだった。現物と先物の乖離幅が4.5ポイントほどと、前日までの10ポイント程度からは縮小した。出来高も882枚と若干増加した。

 

本日は昼休み中に、補正予算が26兆円になるなどの観測報道により、大型株が大きく上昇した。しかし小型株は伸びず、上げ幅は小さくなった。

 

マザーズの上場銘柄は、成長期待で買われているため、決算発表前はどうしても手じまいが多くなる傾向にある。しかし、そーせいに関しては、決算内容もしっかりしており、その発表とともに、マザーズ市場全体が再び盛り上がる展開も想定できる。なお、そーせいの決算発表は8月10日に予定されている。

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