
6月の第4週の株式市場は、NYダウ+0.69%、日経平均+0.66%と上昇しました。
前週のFOMCを受け、月曜日こそ日経平均は一時1168円安となったもののその後値を切り返し、翌日は873円高、週間では+102円と3週続伸となりました。
2013年のようなテーパータントラムとはならず、早々にリスクオンへ回帰した格好となり、このまま再度、日経平均は30,000円を目指す展開かと思われますが、週明けは6月末/7月月初、7/8~7/9には日経/TOPIX ETFの分配金基準日があり、分配金捻出の売り需要に注意が必要です。
6/17付け証券新聞では約8300億円の売り需要と試算を掲載しており、過去5年のパターンでも2016年を除くと上値の重い展開となっています。
ただし、分配金捻出後は反発となるパターンが続いていることから、原資産のロングを維持しながら、基準日に近い7/9(金)SQの7月限コールを売るカバードコール戦略がよさそうです。



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