JGBトレーディングフロア(2020年9月29日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。ここもとの相場下落による値ごろ感から30年債などに投資家からの買いが入ったとのこと。明日の午前に行われる米大統領候補者の討論会と、それによる米国債の反応を見極めたいとする中で、先物は動意薄の印象。
この日の2年債入札は無難な結果となり、相場への影響は限定的だった。10月の日銀買いオペ方針は、9月から回数・レンジともに変更なし。

【メモ】
☆2年債入札(417回,CPN0.1%)落札結果
最低落札価格100円48銭0厘(-0.139%)、平均落札価格100円48銭5厘(-0.141%)、応札倍率4.02倍(前回4.66倍)。(事前予想中央値100円47銭5厘)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年9月28日)

債券相場は下落。この日の日銀国債買いオペで、5-10年ゾーンの応札倍率がやや高めの結果となったこともあり、来月1日にある10年債入札を前に調整の売りが強まったようだ。また菅政権の早期の財政出動や国債増発に対する警戒感は後退しているものの、超長期債の需給懸念も根強く同ゾーンも売りが優勢だった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4200憶円、5-10年4200憶円、25年超300憶円、物価連動債300憶円(金額据え置き)。応札倍率は2.28、3.66倍、4.48倍、4.75倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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ウィークリーレポート(2020年9月25日)

9月第4週の株式市場は、NYダウ▲1.75%と4週連続の下落、日経平均▲0.67%のとこちらも2週連続の下落となりました。FRBが買い支えているはずのハイイールド債も下落しており、6月同様リスクオフの様相となっています。6月と同じ展開ならば、今後、ハイイールド債も反発すると思われますので、ハイイールド債ETF(HYG) の動向に注目です。
米国株指数は4週連続の下落で、月次でダウ▲4.42%となっている一方、日経平均は+0.28%と健闘しています。9月の中間配当とその再投資に絡んだフローも相対的な日本株の強さに影響していると思われます。
来週は中間配当の権利付き最終日があるものの、再投資終了後は反落となりやすいく、また、4半期末をまたぐことからフローの変化に注意が必要です。
日本株など先進国株に先行性のある台湾株を見てみると、海外投資家の売り注文が膨らみ、売られ過ぎの状態となりました。足元のリスクオフ局面のからの反発を狙うのでしたら台湾加権指数の買いが面白そうです。

(光世証券) 買いたいわん 台湾加権指数先物
https://www.kosei.co.jp/products/learn_taiex-futures.html

図. 台湾加権指数と海外投資家売買動向
上段:台湾加権指数
中段: 海外投資家買金額(緑)、売り金額(赤)、ネット(黄線)
下段: 海外投資家売買金額(ネット)÷加権指数売買代金


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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年9月25日)

債券相場は超長期債を中心に下落。財政拡大による増発懸念から売りが優勢となり、利回り曲線はスティープ化した。
この日の国債市場特別参加者会合でも、超長期債増発などに触れるのではとの観測もあったようだ。10年債が、ゼロ%を下回るほどの明確な材料は見当たらない中、来週には同年10月債の入札を控えており、前日同様、この水準では売りが並んだ。

【来週のスケジュール】
9/28
<国内予定>
日銀買いオペ(1-3年,5-10年,25年超) / 景気先行指数(7月)
<海外予定>
【米国】クリーブランド連銀総裁,講演

9/29
<国内予定>
2年債入札 / 日銀金融政策決定会合における主な意見(9月16,17日分) / 日銀,長期国債買い入れの月間予定(10月) / 東京CPI(9月)
<海外予定>
【米国】ニューヨーク連銀総裁,講演 / フィラデルフィア連銀総裁,講演 / 米大統領候補第1回討論会(オハイオ州クリーブランド)/ 卸売在庫(8月) / 消費者信頼感指数(9月) /
【欧州】ユーロ圏景況感指数(9月) / ユーロ圏消費者信頼感指数(9月) / 独CPI(9月)
【その他】

9/30
<国内予定>
日銀国債買いオペ(3-5年) / 鉱工業生産(8月) / 小売売上高(8月) / 百貨店・スーパー売上高(8月) / 自動車生産台数(7月) / 住宅着工件数(8月) / 工作機械受注(8月)
<海外予定>
【米国】ミネアポリス連銀総裁,講演 / GDP (2Q)
【欧州】ECB総裁,講演 / ユーロ圏CPI(9月) / 独失業率(9月) / 英GDP (2Q)
【その他】中国製造業・非製造業PMI(9月) / 中国財新製造業PMI(9月)

10/1
<国内予定>
10年債入札 /日銀短観 / 自動車販売台数(9月)
<海外予定>
【米国】ニューヨーク連銀総裁,講演 / 自動車販売(9月) / 米個人所得・支出(8月) / ISM製造業景況指数(9月) / 建設支出(8月)
【欧州】EU臨時首脳会議 (2日まで,ブリュッセル) / ユーロ圏製造業PMI(9月) / ユーロ圏PPI(8月) / ユーロ圏失業率(8月)
【その他】中華人民共和国成立71周年 / 中国休場(8日まで) / 香港休場(2日まで)

10/2
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 完全失業率(8月) / マネタリーベース(9月) / 消費者態度指数(9月)
<海外予定>
【米国】アザー厚生長官,新型コロナ危機に関する下院特別小委員会で証言 / フィラデルフィア連銀総裁,講演 / 雇用統計(9月) / 製造業受注(8月) /ミシガン大学消費者マインド指数(9月)
【欧州】独ソブリン格付け(S&P) / 仏ソブリン格付け(S&P)
【その他】ロシアGDP (2Q)


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JGBトレーディングフロア(2020年9月24日)

債券相場は小幅安。前日の米国市場では、終盤にリスク回避の動きで買い優勢の流れとなり、国内債もやや高く始まったが、長期金利のゼロ%接近で、ここを突破するほどの手掛かりに乏しい中では、高値警戒感が強まり、次第に売りが優勢となった。この日行われた40年利付国債入札は無難な結果となり、相場への影響は限定的。

【メモ】
☆40年債入札(13回 CPN0.5%)落札結果
応募者利回り0.610%(発行価格96円15銭)、応札倍率、2.65倍(前回3.11倍)、(事前予想利回り0.615%)


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