JGBトレーディングフロア(2023年1月30日)

債券市場は、先物が反発。この日、日銀は指し値オペに加えて、定例の国債買い入れオペを実施したことが相場の支えとなった。新発10年債利回りは0.47%台と、日銀の許容上限0.5%付近で推移。金融政策修正観測や2月2日の10年債入札への警戒感が燻った。この日会見が行われた令和国民会議による政府・日銀共同声明の見直し提言内容に一時先物などが売りで反応するも相場への影響は限定的だった。

【メモ】
☆日銀買入オペ 3-5年5000億円、5-10年6750億円、10-25年4000億円、25年超2000億円。(定例)応札倍率は、それぞれ1.40、1.80、2.04、1.89倍。
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年1月27日)

債券市場は、新発10年国債利回りが上昇し、0.475%で取引された。日銀政策据え置き後の買い戻しが一巡する中、朝方発表された東京都区部の消費者物価の上振れなどを受けて、再び売り圧力が強まった。来週の10年国債入札に対する警戒感も高まったようだ。この日、日銀は31日に5年物の共通担保資金供給オペを実施することを通知し、直後に先物が上昇する場面も見られたが、長くは続かず安値圏で取引を終えた。

【メモ】
☆1月の東京都区部の消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)前年同月比4.3%上昇(前月+4.0%、事前予想+4.2%)☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円

【来週のスケジュール】
1/30
<国内予定>
日銀(3-5年,5-10年,10-25年,25年超)令和臨調「政府と日銀の新たな関係構築に向けた緊急提言」発表記者会見,日銀国債買い入れ日程(2月)
<国内決算>
日本取引所(8697)/NEC(6701)/三井住友FG(8316)/キヤノン(7751)/オリランド(4661)
<海外予定>
【米国】*****
【欧州】ユ-ロ圏消費者信頼感指数(1月) / ユ-ロ圏景況感指数(1月)【その他】中国市場,春節休場明けで取引再開 / ドイツ首相ブラジル訪問
<海外決算>
NXPセミコンダクタ-ス

1/31
<国内予定>
2年利付国債入札 / 日銀の金融政策決定会合議事録(2012年7月-12月開催分) / 完全失業率(12月) / 鉱工業生産(12月) / 小売売上高(12月) / 百貨店・ス-パ-売上高(12月) / 住宅着工件数 / 外国為替平衡操作の実施状況(12月29日-1月27日)
<国内決算>
小野薬(4528) / 第一三共(4568) / 東ガス(9531) / アドテスト(6857) / JR東日本(9020) / コマツ(6301) / りそなHD(8308) / ZOZO(3092)

<海外予定>
【米国】米FOMC(2月1日まで) / 雇用コスト指数(4Q) / FHFA住宅価格指数(11月) / 主要20都市住宅価格指数(11月) / 消費者信頼感指数(1月)
【欧州】独2年債入札 / 伊5年債・10年債入札 / ユ-ロ圏GDP(4Q) / 独失業率(1月) / 独GDP(4Q) / 独CPI(1月)
【その他】国際通貨基金(IMF),世界経済見通し(WEO)改定見通し(シンガポ-ル) / 中国製造業・非製造業PMI(1月) / 中国工業利益(12月)
<海外決算>
UBSグル-プ / エクソンモ-ビル / ファイザ- / マクドナルド / サムスン電子 / GM / キャタピラ- / アドバンスト・マイクロ・デバイシズ

2/1
<国内予定>
auじぶん銀行日本製造業PMI(1月)
<国内決算>
日立(6501) / 京セラ(6971) / 野村HD(8604) / キ-エンス(6861)
<海外予定>
【米国】米FOMC声明発表,FRB議長記者会見 / 米下院共和党,新型コロナ発生源巡る公聴会開催/ 自動車販売(1月) / 建設支出(12月) / 求人件数(12月) / ISM製造業景況指数(1月) / S&Pグロ-バル米製造業PMI(1月)
【欧州】独10年債入札 / S&Pグロ-バル・ユ-ロ圏製造業PMI(1月) / ユ-ロ圏CPI(1月) / ユ-ロ圏失業率(12月)
【その他】中国財新製造業PMI(1月)<海外決算>グラクソ / ノバルティス / SKハイニックス / Tモバイル

2/2
<国内予定>
10年利付国債入札 / ファストリ1月度の国内ユニクロ売上高 / 東京国際金融機構フォ-ラムで中曽前日銀副総裁,木原官房副長官,清水日銀理事出席マネタリ-ベ-ス(1月) / 営業毎旬報告(1月31日現在)<国内決算>武田薬(4502) / ソニ-G(6758) / 村田製(6981) / みずほFG(8411) / KDDI(9433) / MUFG(8306)
<海外予定>
【米国】米非農業部門労働生産性(4Q) / 米製造業受注(12月)
【欧州】ECB政策金利発表(総裁会見) / 英中銀政策金利発表
【その他】*****
<海外決算>
INGグル-プ / ドイツ銀行 / アルファベット / フォ-ド / アップル / アマゾン

2/3
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / GPIF,10-12月期の運用結果 / auじぶん銀行PMI(1月)
<国内決算>
豊田織(6201) / 丸紅(8002) / 日本郵船(9101) / ソフトバンク(9434)
<海外予定>
【米国】ISM非製造業総合景況指数(1月) / S&Pグロ-バル米総合・サ-ビス業PMI(1月) / 雇用統計(1月)
【欧州】EUウクライナ・サミット / ECB専門家予測調査 / S&Pグロ-バル・ユ-ロ圏総合・サ-ビス業PMI(1月) / ユ-ロ圏PPI(12月)
【その他】中国財新コンポジット・サ-ビス業PMI(1月)


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光世証券株式会社
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JGBトレーディングフロア(2023年1月26日)

債券市場は、この日も新発10年債利回りが上昇。日銀の許容上限0.5%に対し、0.46%で取引された。日銀政策修正観測が根強く、長期債は売りが優勢だった。この日の40年国債入札が強めの結果となったことを受けて30年債や40年債など超長期債が上昇、また先物は小幅上昇した。

【メモ】
☆40年債入札(15回,CPN1.0%)落札結果応募者利回り1.625%(81円95銭、応札倍率2.55倍(前回2.35倍)。(事前予想利回り11.640%)
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円


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JGBトレーディングフロア(2023年1月25日)

債券市場は、長期債に対する買戻しが一巡し、新発10年国債利回りは18日の日銀会合前の水準0.50%に対して、0.435%と1週間ぶりの水準に上昇した。この日の定例の日銀買入れオペでは、オファー額が予想の下限であったこともあり、やや弱めの応札結果が上値を抑える結果となった。ただ昨日に公表された日銀の国債保有状況では、チーペスト債(358回債)やカレント債(367~369回債)が軒並み市中発行残高を上回っており、引き続き売り辛さは続くとの見方が強い。

【メモ】
☆日銀買入オペ 1-3年5000億円、3-5年5000億円、5-10年5750億円、10-25年3000億円。(定例)応札倍率は、それぞれ1.50、2.06、2.64、2.5倍。
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円


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ウィークリーレポート(2023年1月27日)

1月第3週は、日経平均は+3.12%と続伸、一方、欧米市場はNYダウ+1.81%、ユーロストックス50+1.41%と反発しました。
1/26に発表された米国GDPは市場予想2.6%に対して+2.9%と強含んだものの、同時に発表されたコアPCE は前期比 3.9%(先月 4.7%)と下落基調となっており、インフレ圧力の鎮静化と思ったよりも堅調な経済といういいとこどりな内容となりました。

米金利は+2bpの3.50%と上昇しましたが、米国債の予想ボラティリティを示すMOVE指数は前週比▲14.06ptの100.70ptと大幅下落となっており、秩序ある調整といった印象です。
米国市場ではS&P500が先週紹介した下落トレンド線と200日線を上にブレイクし、4100pt 昨年8月の高値4325%、同3月高値4637ptが意識され、日経平均も28000円奪還へ挑戦する展開が予想されます。

一方、ドル円為替レートは引き続き下落(円高)トレンド継続中となっており、1/27に発表された東京都区部CPI 前年比4.5%(市場予想 4.0%)も、米国とは対照的な結果となっているこから、ファンダメンタルズでも現在の傾向がサポートされている状態です。
日経÷S&P500のチャートでは、為替の動きに反して日経高となっていましたが、ここ数か月の傾向では十分に乖離しているように見え、目先、為替ヘッジ付きの米国株(S&P500 ETFやOSEダウ先物)買い/日経売りがワークするかもしれません。


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