JGBトレーディングフロア(2020年8月28日)

債券相場は下落。昨日の米国債がFRBパウエル議長によるインフレ対する新たなアプローチが示されたことで下落し、これに連れる形となった。国債先物は6/8以来の安値水準でスタートした後は、上値が抑えられる展開。
14:00のニュースで安倍首相の辞任が伝わると、株、為替が大きく反応する中、同先物が上下に振れ、一時この日の安値の153円30銭を付けた。一部では、アベノミクスの一つである金融緩和政策の後退を懸念した売りとも見方もあった。
夕方には、9月の日銀の国債買いオペの方針が公表されたが、8月から変更なく、先物夜間取引も反応は限定的。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、10-25年1200憶円、25年超300憶円、物価連動債300憶円(金額据え置き)。応札倍率は2.23倍、5.07倍、6.16倍。

【来週のスケジュール】
8/31
<国内予定>
日銀買いオペ(1-5年)
小売売上高(7月) / 鉱工業生産(7月) / 百貨店・スーパー売上高(7月) / 自動車生産台数(6月) / 住宅着工件数(7月)
<海外予定>
【米国】クラリダ米FRB副議長,バーチャル討論会に参加 / アトランタ連銀総裁、講演(バーチャル形式)
【欧州】英休場(バンクホリデー) / 独CPI (8月)
【その他】中国製造業・非製造業PMI (8月)

9/1
<国内予定>
10年利付国債入札 / 日銀債券市場サーベイ / 完全失業率(7月) / 法人企業統計(4-6月) / 自動車販売台数(8月)
<海外予定>
【米国】ブレイナード米FRB理事、バーチャル討論会に参加 / 自動車販売(8月) /ISM製造業景況指数(8月) / 建設支出(7月)
【欧州】ユーロ圏製造業PMI(8月) / ユーロ圏CPI(8月) / ユーロ圏失業率(7月) / 独失業率 (8月)
【その他】豪中銀、政策金利発表 / 中国財新製造業PMI(8月) / ブラジルGDP(2Q)

9/2
<国内予定>
日銀若田部副総裁,佐賀県金融経済懇談会であいさつと会見(オンライン形式) / マネタリーベース月末残高(8月) / 営業毎旬報告(8月31日現在)
<海外予定>
【米国】米地区連銀経済報告(ベージュブック) / クリーブランド連銀総裁講演(バーチャル形式) / 製造業受注(7月)
【欧州】ユーロ圏PPI(7月)
【その他】豪GDP(2Q)

9/3
<国内予定>
30年利付国債入札 / 日銀CP買い入れオペ / 日銀片岡審議委員,沖縄県金融経済懇談会であいさつと会見(オンライン形式)
<海外予定>
【米国】シカゴ連銀総裁講演(オンライン) / 貿易収支(7月) / ISM非製造業総合景況指数 (8月)
【欧州】独家電見本市「IFA」(ベルリン) / ユーロ圏総合・サービス業PMI(8月) / ユーロ圏小売売上高 (7月)
【その他】中国財新サービス業・コンポジットPMI(8月)

9/4
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札
<海外予定>
【米国】雇用統計(8月)
【欧州】独製造業受注(7月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2020年8月28日)

8月第4週株式市場NYダウ+2.59%と反発、一方、日経平均は安倍首相の辞任報道に売られ▲0.16%となりました。
安倍首相の辞任報道を受けた8/28金曜日の株価は一時614円安となりました。過去の首相辞任前後の日経平均株価推移を見てみると、アジア通貨危機/ロシアルーブル危機といった特殊な外部環境であった橋本内閣の辞任時を除くと、他の辞任後のパターンは、22000円をボトムに値持ちしており、首相辞任の株価への悪影響は限定的です。

国外では、8/27ジャクソンホールでの「インフレ2%以上を容認する」とのパウエルFRB議長の発言を受けた、長期債売り/金利上昇と金利上昇を受けたグロース株売りが見られ、こちらも懸念材料ではあります。ただし、2013年のバーナンキショック時と比較すると、 FRBは量的緩和を実施している最中であり、金利上昇も一時的なものに終わると思われます。
当面はレンジ相場継続と見られ、週明けの日本市場では金曜日に上昇したボラティリティの売りがよさそうです。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2020年8月27日)

債券相場は下落。米国債相場がアジア時間で下落したことを受けて売りが優勢だった。明日以降のパウエル FRB 議長講演(27 日)、日銀「オペ紙」(28 日)、安倍首相会見(28 日)を控え動きづらい中、やや上昇基調にある独米金利の動きにつられた格好。一方、明日の2年債入札に向けた調整売りで同ゾーンもやや弱めの動き続いたが、日銀オペの結果を受けて持ち直した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4200憶円、3-5年3500憶円、5-10年4200憶円(金額据え置き)。応札倍率は1.97倍、2.91倍、2.56倍。


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JGBトレーディングフロア(2020年8月26日)

債券相場は下落。米国債相場がアジア時間で下落したことを受けて売りが優勢だった。
明日以降のパウエル FRB 議長講演(27 日)、日銀「オペ紙」(28 日)、安倍首相会見(28 日)を控え動きづらい中、やや上昇基調にある独米金利の動きにつられた格好。一方、明日の2年債入札に向けた調整売りで同ゾーンもやや弱めの動き続いたが、日銀オペの結果を受けて持ち直した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4200憶円、3-5年3500憶円、5-10年4200憶円(金額据え置き)。応札倍率は1.97倍、2.91倍、2.56倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2020年8月25日)

債券市場では超長期債が上昇。この日の20年債入札は、前日に超長期債への押し目買いの動きが確認されたこともあり、順調に通過し同ゾーンは、引き続き買いが優勢となった。一方、27日に2年債入札を控える中期ゾーンは、特に午後から上値抑えられ、イールドカーブはフラット化した。翌週には10年、30年の入札とタイトな日程で行われることもあり、需給面での影響が出やすい状況か。

☆20年債入札(173回リオープン,CPN0.4%)落札結果
最低落札価格99円90銭(0.405%)、平均落札価格99円94銭(0.403%)、応札倍率3.92倍(前回3.80倍)。(事前予想中央値99円80銭)


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