JGBトレーディングフロア(2022年8月30日)

債券相場は上昇。米長期金利がこの日の時間外取引で低下したことに加え、2年利付国債入札が良好な結果だったことで買いが優勢だった。欧米金利の先高観は依然として残るものの、ジャクソンホール会合というイベントを通過し、金利上昇一服となったことで国内債もいったん巻き戻しの動きとなったようだ。
前日までに、10年金利は日銀が行う指し値オペ水準に接近していたこともあり、買戻しのタイミングと重なったとの見方。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年8月29日)

債券市場では長期金利が1カ月ぶりの水準(0.240%)に上昇。パウエルFRB議長が26日のジャクソンホールでの講演でインフレ抑制のために利上げを継続する姿勢を示し、米国債がこの日の時間外取引でも下落し、連れる形で国内債にも売り圧力が掛かった。
日銀による買支え(指値オペ)がない超長期債の利回り上昇が大きく、利回り曲線はスティープ化が進んだ。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。

【今週の予定】
8/29
<国内予定>
景気先行指数(6月)
<海外予定>
【米国】*****
【欧州】英市場,祝日のため休場 / EU防衛相会合(非公式,30日まで)
【その他】*****

8/30
<国内予定>
2年利付国債入札 / 失業率,有効求人倍率(7月)
<海外予定>
【米国】米ニューヨーク連銀総裁講演 / 主要20都市住宅価格指数(6月) / FHFA住宅価格指数(6月) / 求人件数(7月) / 消費者信頼感指数(8月)
【欧州】EU外相会合(非公式,31日まで)/ ユーロ圏消費者信頼感指数(8月) / ユーロ圏景況感指数(8月) / 独CPI(8月) / イタリア5年債・10年債入札
【その他】ロシア軍事演習「ボストーク2022」,中国軍参加
<海外決算>
百度 / 中国工商銀行

8/31
<国内予定>
日銀国債買いオペ(3-5,5-10,10-25年,残存25年超) / 2023年度予算概算要求,税制改正要望締め切り / 日銀国債買い入れ日程(9月)
百貨店・スーパー売上高(7月) / 住宅着工件数(7月) / 小売売上高(7月) / 鉱工業生産(7月)
<海外予定>
【米国】クリーブランド連銀総裁講演 / アトランタ連銀総裁講演
【欧州】ロシアのガスプロム,パイプライン「ノルドストリーム」停止(9月2日まで)/ ユーロ圏CPI(8月) / 独失業率(8月)
【その他】G20環境,気候変動担当相会合(インドネシア・バリ)/ 中国製造業・非製造業PMI(8月)

9/1
<国内予定>
10年利付国債入札 / 日銀,債券市場サーベイ(8月調査) / 自動車販売台数(8月) / 企業売上高(2Q) / 日本製造業PMI(8月)
<海外予定>
【米国】米アトランタ連銀総裁講演 / 米自動車販売(8月) / 米建設支出(7月) / ISM製造業景況指数(8月) / 非農業部門労働生産性(2Q) / S&Pグローバル米製造業PMI(8月)
【欧州】S&Pグローバル・ユーロ圏製造業PMI(8月) / ユーロ圏失業率(7月)
【その他】中国財新製造業PMI指数(8月)

9/2
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / マネタリーベース月末残高(8月)
<海外予定>
【米国】雇用統計(8月) / 製造業受注(7月)
【欧州】ユーロ圏PPI(7月) / 英保守党党首選,党員投票締め切り(結果発表は5日)
【その他】*****


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年8月26日)

債券相場は小幅高。米ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演を控える中、前日の米長期金利の低下を受けて買いが先行した後は様子見姿勢が強まった。
市場ではパウエル議長が引き続きタカ派的なスタンスを述べるとみていることや、足元での欧州金利の上昇などで、債券ショートもそれなりに積み上がってきているとみられポジション調整の動きが中心との見方。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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ウィークリーレポート(2022年8月26日)

8月の第4週の株式市場は、日経平均は▲1.00%と反落、NYダウ▲4.22%、ユーロストックス50▲3.39%と大幅安となりました。

ジャクソンホールでのパウエル議長の講演は、高インフレ根絶のため金利高を継続する可能性が高いことを示唆しましたが、内容としてはこれまでのFED高官からのタカ派な発言内容と平仄を合わせるもので目新しいことはありませんでした。しかしながら、7月FOMC後の会見で自身が述べた”データ次第では利上げペース鈍化もありうる”との表現からは強硬なスタンスとなったため、株価は急落、S&P500は1日で▲3.37%となりました。
一方、米国長期金利は+1bp上昇、週間でも+6bpの3.04%とマイルドな反応にとどまり、8月のリバウンド局面で株式市場だけが楽観的なシナリオを織り込んで上昇していたことを示しています。

前週取り上げた、S&P500の2001年相場との比較ですが、リバウンド局面を重ねたチャートでは、8月末までリバウンド、その後下落となります。9月からFRBバランスシート縮小ペースが計画上限の月950億ドルに倍増することからも目先のリバウンドの有無にかかわらず目線は下に向けたほうがよさそうです。

引き続き下値の目安は、日経平均27500円、S&P500は節目4000pt、7/8高値3918ptあたりを想定します。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年8月25日)

債券市場で長期金利は1カ月ぶりの水準に上昇。米ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長講演を控え、米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、日本国債も売りが優勢だった。日銀の指し値オペ継続が相場を下支えするも、先物については6月の急落を経験しているだけに、海外金利の先高観が強い中では、買いの動きも限定的だった。また超長期債についても、このところの相場上昇で割安感が薄れたことから売られやすかったようだ。

【メモ】
☆流動性供給入札(364回、残存期間15.5年超39年未満)落札結果
募入最大利回り較差 +0.034%、募入平均利回り較差+0.029%、応札倍率2.40倍(前回1.95倍)。
☆国債買入(固定利回り方式,365~367回) 落札金額0円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
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