債券相場は先物が小幅下落。パウエルFRB議長のジャクソンホール会合での講演をきっかけに利下げ期待から米長期金利が低下、その流れで国内現物債にも一部買いが見られたもの、一方で日銀の利上げ観測を背景とした売り圧力も強く、中長期債や先物が軟化した。日米の金融政策は逆方向を向いており、米長期金利が下がっても国内債は買いづらく、また株高も景気の強さを表していると解釈すれば、日銀の利上げには追い風になるとの見方のようだ。
植田日銀総裁は23日、同会合で行われたシンポジウムに出席、労働市場は引き締まった状態が続き、賃金には上昇圧力がかかり続けるとの見方を示し、利上げに自信を持っているとの声も聞かれた。
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