債券は中期債や超長期債などが下落。流動性供給入札の結果が発表された後、売りが先行した。入札後の市場の反応が悪く、売られやすい地合いがこの日も見られ、長期金利指標である新発10年債利回りは2008年以来の高水準(1.610%)を更新した。また超長期債も財政懸念、日銀追加利上げ観測に加え、買い手不足による需給不安などから金利の上昇圧力がかかり、新発20年国債利回りも一時1999年以来の高水準(2.655%)を更新した。
一方、先物は米ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控えて動きづらく、ポジション調整による買い戻しが一部入ったとの見方。
【メモ】
☆流動性供給入札(435回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.003%、募入平均利回り較差-0.009%、応札倍率3.10倍(前回3.64倍)
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会