JGBトレーディングフロア(2023年4月26日)

債券相場は上昇。米銀ファースト・リパブリック・バンクの決算発表をきっかけに米銀行問題の懸念再燃でリスク回避の動きが米国債とともに国内債にも及んだ形。また、今週末に日銀金融政策決定会合を控える中、ここもとの植田総裁の国会答弁などから、市場の政策修正を期待するタイミングが後ずれし、売り圧力がやや弱まってきているとの見方もあるようだ。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年4月25日)

債券市場では長期金利が小幅上昇した。27、28日に開かれる日銀金融政策決定会合を控えて様子見ムードが強い中、前日買われた分の巻き戻しとなった。4月の会合では、現状維持とする見方が勝るものの、6月以降の会合でのYCC変更に対する警戒感は強く、レンジの高値圏では、売り圧力が強まる形。一方、超長期債には買いが入り、相場を下支えした。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


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JGBトレーディングフロア(2023年4月24日)

債券市場は先物が小幅上昇。米PMI速報値が高水準となり米長期金利が上昇したことや、また産経新聞が23日に、「日銀が金融緩和策の点検・検証を実施する方向で調整に入った」と報じたことで売り先行で始まったが、週末の金融政策決定会合は、現状維持が市場のコンセンサスになりつつあり、根強い警戒感が残るものの、積極的には売りづらいとの見方から、買戻しの動きが徐々に強まり、取引終盤に、前日比を上回った。

【メモ】
☆本日の日銀植田総裁答弁(衆院決算行政監視委員会第1分科会)
<YCCの正常化の手法について>
「その時の経済の状況やインフレ率の上がり方の速さなどさまざまな条件に依存する」、「現在は具体的なやり方を申し上げる段階にはない」、「長期金利コントロールは、中途半端な情報発信をすると市場に大きなかく乱が発生する」「それを避ける意味で、ギリギリまでなかなか発表できない面があることは理解してほしい」【出所:Bloomberg】


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JGBトレーディングフロア(2023年4月21日)

債券相場は上昇。前日の米長期金利低下や、日銀の定例国債買いオペでの応札倍率の低下が買いにつながった。また前日に20年国債入札の低調で下落した超長期債が再び堅調な動きとなるなど、来週末の日銀会合を見極めたいとする向きが多い中、潜在的な需要が相場を底堅くしているようだ。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。
☆日銀買入オペ(定例)1-3年4250億円、3-5年5000億円、5-10年6750億円、10-25年2500億円。応札倍率は、それぞれ2.79、1.71、1.99、2.10倍。


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ウィークリーレポート(2023年4月21日)

4月第3週は、日経平均+0.25%、NYダウ▲0.23%、ユーロストックス50+0.41%とまちまちな展開でした。
木曜日に発表された4月第2週の投資部門別売買動向では、海外勢が現物先物合わせて1兆5902億円の大幅買い越しとなりました。第3週も東証立会中は日本株が独歩高する場面が見られ、前週に続き買いが入っている様子でした。週間ではTOPIXバリュー指数が1.15%と同グロース指数の0.47%を上回っており、東証のPBR1倍割れ企業への改革姿勢が評価されているのかもしれません。

週明けは月末最終週となりますが、月末の4/28には植田新総裁の下での初めての日銀政策決定会合が開催されます。前年、米国の金利高の格差の拡大からYCC撤廃期待が台頭し、国債市場は大荒れ、黒田総裁退任後の会合で政策変更の期待もありましたが、植田新総裁は2月の所信表明でYCCを支持し、国債購入の正当性を訴えるなど国債市場の鎮静化を図ってきました。
その2月の所信表明時に大問題と言及した、日銀によるETF購入に関しては、その後言及はなく、またマーケットでもフォーカスされていないためノーガードな状態に見えます。
海外勢が大幅に買い越している間は売り向かっても報われる可能性が低いですが、仮にこの流れが変わるとすれば、日銀によるETFの購入停止サプライズが考えられます。ETF購入停止となるならば日本株式市場のボラティリティ上昇が見込まれますので、ゴールデンウイーク前の宝くじ感覚でプット買いというのも面白いかもしれません。

そのゴールデンウイーク中の5/4にはFOMCが開催され、日本市場では5/3から連休に入ることもあり(5/1、5/2は営業日)警戒感から手掛けにくい展開となりそうです。
4/14のミシガン大期待インフレ率の上振れ以降、マーケットは5月FOMC後、6月にも1回の利上げあるのではないかと見込んでおり、5月FOMC後の会見がハト派な内容ならアップサイドの動きが期待されます。
日米の金融政策で織り込む方向がづれているように見えますので、ダウ買い/日経売りのチャンスかもしれません。

2023.4.18 (Bloomberg)物価・賃金上昇に良い芽、緩和継続で物価目標達成近付く-日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-18/RTAC0IT0AFB401

2023.3.1 (DIAMOND online)日銀総裁候補・植田和男氏の言う「大問題」について考える
https://diamond.jp/articles/-/318600


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