債券は長期債中心に下落。朝方発表された9月の東京都区部CPIが市場予想を下回ったことを受けて買いが先行したが、金融政策への影響は限定的との見方から下げに転じた。CPIの下振れは東京都の保育料無償化の影響で全国レベルの話ではないため、金融政策には影響ないとの見方。為替相場が円安に振れ、断続的な利上げに発展する可能性が意識されたとの声も聞かれた。
また、超長期債についても財政拡張懸念が一服して地合いは回復しつつあるものの、この日は週末を前にしたポジション調整の売りが出たようだ。
【メモ】
2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2025年(令和7年)9月分(中旬速報値)~総務省統計局
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf
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