債券相場は上昇。パウエルFRB議長のインフレを警戒する発言を受けて米長期金利が低下した流れを引き継いだ。また自民党総裁選に向けた発言等では高市氏が物価高対策で国債発行に一部言及するも慎重な姿勢が見受けられるほか、他の候補者も財政拡張には踏み込んでおらず、加えて各種調査で小泉氏優勢が伝わっていることなどが買い安心感につながったようだ。
もっとも、足元で早期利上げを織り込む形で下げたことによる巻き戻しとの見方も強く、上値も限られた。この日、日銀は定例の国債買い入れオペを通知、応札倍率は平均的で需給の偏りも特に示されなかった。
【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3250億円、3-5年3250億円、5-10年3500億円、10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ2.20、1.69、1.80、2.62倍。
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