JGBトレーディングフロア(2022年11月29日)

債券相場は下落。米長期金利が時間外取引で上昇したことや日銀による金融政策の修正観測を背景に先物や超長期債を中心に売り圧力がかかった。先物12月限は午前中に約3週間ぶりの水準(148円66銭)まで値を下げた後は、2年国債入札が順調な結果となったこともあり、その後はもみ合いだった。今夕に独CPIの発表をはじめ30日にはFRBパウエル議長の講演を控えており、下値を積極的に売るには材料不足といったところのようだ。

【メモ】
☆2年債入札(443回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円06銭0厘(-0.024%)、平均落札価格100円07銭0厘(-0.029%)、応札倍率4.03倍(前回4.16倍)。(事前予想価格100円05銭5厘)
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額439億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年11月28日)

債券相場は超長期債を中心に下落。この日の日銀国債買い入れオペの結果がやや弱めの結果となったことに加え、前週末発表された11月の東京都区部CPIが予想を上回る伸びが引き続き売り圧力につながった。 一方で、先物は先週末の夜間取引での売り基調から弱く始まるも、米国債の時間外取引での堅調な動きに合わせて下げ幅を縮め、前日比プラスで引けた。もっとも25日の下げが急だったことで、自律反発的な動きとの見方。

【メモ】
☆日銀定例買入オペ3-5年4750億円、5-10年5500億円、10-25年2500億円、25年超1000億円(定例オペ)。応札倍率は、それぞれ1.83、2.29、2.20、2.54倍。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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ウィークリーレポート(2022年11月25日)

11月第3週の株式市場は、日経平均+1.37%、NYダウ+1.78%と反発、ユーロストックス50は8週連続の上昇となる+0.96%でした。
米国10年債金利は前週比▲15bpの3.67%と下落。引き続き、マーケットはインフレピークアウトとFRBの利上げペース鈍化を織り込む楽観モードとなっています。11/30にはパウエル議長の講演が予定されていますが、これまでのFRB高官のタカ派発言に反応の薄かったマーケットだけに、都合のよい解釈だけを求めて反応しそうです。12/13の米国CPIまでは下落材料となりそうな指標発表はスケジュールされておらず、しばらくはこの楽観ムードが続くように思えます。

日本市場では、りそな銀行(8308)が連日新高値を更新しているように銀行株が強い他、直近2週間では、電気・ガス、海運、卸売セクターなどバリュー/配当利回りが選好されています。
TOPIXバリュー指数は2021年3月以降のレンジを明確に上抜けており、同指数が上昇トレンドなる際は2020年11月、2017年9月など相場の上昇局面となることが多く、目先の強気相場を感じさせます。

海外市場ではユーロストックス50が9月末の安値から20%以上上昇して強気相場入りしており、日経平均は弱気相場入りこそしていませんが、6月安値からの20%上昇は29618円と、今年8月高値29222円を超える水準で、オプション市場で29000から29500まで行使価格のコール建玉が多くことから、株価が堅調に進むならばSQに向けてスクイーズが期待できそうです。引き続きC295ロングが狙い目と考えます。


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JGBトレーディングフロア(2022年11月25日)

債券相場は下落。長期金利は約2週間ぶりに日銀YCCの上限0.25%に達した。40年債入札は無難に通過したものの、超長期債も軟調に推移した。朝方発表された東京都区部のCPIが事前予想を上回ったこともあり、日銀の金融政策の修正の思惑が再び蒸し返されたようだ。

【メモ】
☆40年債入札(15回,CPN 1.0%)落札結果(ダッチ方式)
発行価格83円06銭(応募者利回り1.580%)、応札倍率2.35倍(前回2.36倍、事前予想利回り1.585%)
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額136億円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。

【来週のスケジュール】
11/28
<国内予定>
日銀国債買いオペ,(3-5年,5-10年,10-25年,25年超)
<海外予定>
【米国】ニューヨーク連銀総裁講演(オンラインイベント) / セントルイス連銀総裁インタビュー / サイバーマンデー(感謝祭翌週の月曜日)
【欧州】G7司法担当閣僚会合(ベルリン) / ECB総裁開会の辞(欧州議会の公聴会) / EU外相理事会(開発) / ユーロ圏マネーサプライ(10月)
【その他】*****

11/29
<国内予定>
2年債入札 / 日銀国債買い入れ日程(12月) / 完全失業率(10月) / 小売売上高(10月) / 百貨店・スーパー売上高(10月)
<海外予定>
【米国】米1年債入札 / FHFA住宅価格指数(9月) / 主要20都市住宅価格指数(9月) / 消費者信頼感指数(11月)
【欧州】NATO外相会合(ブカレスト) / イタリア10年,5年債入札 / ユーロ圏消費者信頼感指数(11月) / ユーロ圏景況感指数(11月) / 独CPI(11月)
【その他】*****

11/30
<国内予定>
鉱工業生産(10月) / 住宅着工件数(10月) / 外国為替平衡操作の実施状況(10月28日-11月28日)
<海外予定>
【米国】ボウマンFRB理事講演 / クックFRB理事講演 / パウエルFRB議長講演 / 米地区連銀経済報告(ベージュブック)公表 / 米卸売在庫(10月) / 米GDP(3Q,改定値) / 米求人件数(10月) / 米中古住宅販売成約指数(10月)
【欧州】ベルリン安全保障会議(BSC),独首相基調演説 / ドイツ10年債入札 / ユーロ圏CPI(11月) / 独失業率(11月)
【その他】中国製造業・非製造業PMI(11月)

12/1
<国内予定>
10年利付国債入札 / 野口日銀審議委員講演(秋田県金融経済懇談会) / 黒田日銀総裁あい
さつ(アジア開発銀行研究所25周年記念式典ビデオメッセージ) / 日銀,債券市場サーベイ(11月調査) / 法人企業統計(7-9月期) / auじぶん銀行日本製造業PMI(11月) / 自動車販売台数(11月)
<海外予定>
【米国】ダラス連銀総裁イベントでスピーチ / 米ボウマンFRB理事講演 / バーFRB副議長(銀行監督担当)講演 / 米仏首脳会談(ホワイトハウス) / 自動車販売(11月) / 個人所得・支出(10月) / S&Pグローバル米製造業PMI(11月) / 米建設支出(10月) / 米ISM製造業景況指数(11月)
【欧州】EUミシェル大統領訪中,習主席と会談(北京) / 欧州安全保障協力機構(OSCE)閣僚会合(ポーランド) / S&Pグローバル・ユーロ圏製造業PMI(11月) / ユーロ圏失業率(10月)
【その他】中国財新製造業PMI(11月)

12/2
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 黒田日銀総裁あいさつ(ASEAN+3マクロ経済リサーチ・オフィス(AMRO)主催フォーラム) / マネタリーベース(11月) / 営業毎旬報告(11月30日現在)
<海外予定>
【米国】米シカゴ連銀総裁基調講演 / 米雇用統計(11月)
【欧州】ECB総裁,パネル討論会に参加(バンコク) / ユーロ圏PPI(10月)
【その他】*****


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JGBトレーディングフロア(2022年11月24日)

債券相場は上昇。昨晩公開された11月の米FOMC議事要旨は、ハト派的な内容が目立ち、利上げペースの減速観測から米国金利が低下し、国内債も買い優勢で始まった。ただその後は、今晩の米国市場が休場前で、時間外取引が低調だったこともあり、買い一巡後は伸び悩みとなり、終盤は明日の40年国債入札に対する警戒感も高まり上げ幅を縮めた。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


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