債券相場は下落。米長期金利が時間外取引で上昇したことや日銀による金融政策の修正観測を背景に先物や超長期債を中心に売り圧力がかかった。先物12月限は午前中に約3週間ぶりの水準(148円66銭)まで値を下げた後は、2年国債入札が順調な結果となったこともあり、その後はもみ合いだった。今夕に独CPIの発表をはじめ30日にはFRBパウエル議長の講演を控えており、下値を積極的に売るには材料不足といったところのようだ。
【メモ】
☆2年債入札(443回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円06銭0厘(-0.024%)、平均落札価格100円07銭0厘(-0.029%)、応札倍率4.03倍(前回4.16倍)。(事前予想価格100円05銭5厘)
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額439億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


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