債券は中長期債が下落。トランプ大統領がFRBパウエル議長の解任を検討していることが表面化し、中央銀行の独立性に対する警戒感が広がり、米国資産が売られたことが重しとなった。一方、警戒された超長期ゾーン対象の流動性供給入札は強めの結果となり、超長期債は午後に上昇に転じた。足元で中長期債は米長期金利上昇の流れを引き継いで軟調な地合いが続いているが、円安是正の動きもある中、米国からの逃避資金が円債へ流入となれば、流れは変わるかもしれないとの声も聞かれた。
まだしばらくはトランプ大統領の動向に左右されそうだ。
【メモ】
☆流動性供給入札(427回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 +0.029%、募入平均利回り較差0.025%、応札倍率2.87倍(前回2.39倍)
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