JGBトレーディングフロア(2025年7月22日)

債券は中・長期債が上昇。参議院選挙での与党敗北も、市場の事前予想ほど悪くなかったとの見方が買いにつながった。ひとまず石破政権の続投が決まったことで目先の政治混乱が避けられたとの見方もあるようだ。
一方、財政や関税政策の先行き不透明感がくすぶる中で、明日の40年債入札に対する警戒感から長期債は売りが優勢だった。
この日、公社債の投資家別売買動向(日本証券業協会、6月分)が発表され、海外投資家が前月に続いて、国債の買越しが判明、特に超長期債の4-6月の買越額は約5兆200億円に上り、今後、海外投資家の動向が先行きの需給を不安定化させるとの声も聞かれた。

【メモ】
☆公社債店頭売買高(日本証券業協会)
https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/tentoubaibai/index.html


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年7月18日)

債券相場は上昇。参院選で与党が過半数割れすることは織り込み済みで、選挙後も大幅な金利上昇は避けられるとの見方から買いが入った。日銀の定例国債買い入れオペも、オペ倍率の低下で売りたい投資家が少なかったことが示され、買いの支援材料になった。もっとも投資家は参院選を直前に控えて様子見姿勢が強く、全般はリスク調整が中心との見方。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3250億円、3-5年3250億円、5-10年3500億円、10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ1.93、1.76、1.59、1.71倍


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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JGBトレーディングフロア(2025年7月17日)

債券相場は中長期債が上昇。この日の流動性供給入札が、小さいほど入札の好調を示すテール(落札平均利回りと落札最大利回りの差)がゼロとなるなど順調な結果となり、買いが優勢の展開となった。
一方、超長期債は前日の大幅上昇の反動で小幅下落した。参院選後の不透明感もあるため楽観はできないが、仮に与党過半数割れとなっても政権交代、連立政権の作り直し、消費税減税へとつながるには、幾つかの相応に高い政治的ハードルがあり、海外投資家などは与党大敗を材料に「日本売り」を仕掛けるよりも、むしろ押し目買いの機会を見計らっているとの観測もあるようだ。

【メモ】
☆流動性供給入札(433回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.008%、募入平均利回り較差-0.008%、応札倍率3.51倍(前回1.99倍)


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JGBトレーディングフロア(2025年7月16日)

債券相場は超長期債を中心に反発、20日の参院選で与党が過半数を割り込めば拡張的な財政政策に傾くとの懸念から足元で売りが続いたが、この日はその巻き戻しとなった。超長期金利に値ごろ感から買いが入ったようで、米長期金利が時間外取引で低下に転じたことも支援材料になった。
ただ、超長期債は、相対的に流動性が乏しいため値が飛びやすく、金利の低下幅は大きいものの投資家の買いは一部に限られたとの見方。それでも参院選で野党が優勢なことはおおよそ織り込み済みのため、週末までに新しい材料が出なければ超長期債はいったん落ち着く方向に向かうとの声も聞かれた。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年7月15日)

債券相場は下落。引き続き参院選の結果と財政拡張に対する警戒感から超長期債を中心に売られ、長期金利指標となる新発10年債利回りも一時約17年ぶりの高水準1.595%を付けた。長期金利が1.6%を上回れば投資家の買いも入る可能性もあるものの、超長期債相場が需給不安と流動性低下で不安定化しているだけに、積極的な動きは期待薄との見方。
20日の参院選に向けて日本国債のVIX指数も上昇が続いており、売り買いともに持ち高調整にとどめておきたいとの声も聞かれた。一方、この日の5年CT債の入札は、発行額も3000億円程度ということもあり無難な結果となった。

【メモ】
☆5年クライメート・トランジション債(3回、CPN1.0%)落札結果
応募者利回り1.098%(発行価格99円53銭)、応札倍率3.98倍(前回3.19倍)、(事前予想利回り1.100%)


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