債券相場は下落。引き続き参院選の結果と財政拡張に対する警戒感から超長期債を中心に売られ、長期金利指標となる新発10年債利回りも一時約17年ぶりの高水準1.595%を付けた。長期金利が1.6%を上回れば投資家の買いも入る可能性もあるものの、超長期債相場が需給不安と流動性低下で不安定化しているだけに、積極的な動きは期待薄との見方。
20日の参院選に向けて日本国債のVIX指数も上昇が続いており、売り買いともに持ち高調整にとどめておきたいとの声も聞かれた。一方、この日の5年CT債の入札は、発行額も3000億円程度ということもあり無難な結果となった。
【メモ】
☆5年クライメート・トランジション債(3回、CPN1.0%)落札結果
応募者利回り1.098%(発行価格99円53銭)、応札倍率3.98倍(前回3.19倍)、(事前予想利回り1.100%)
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会