JGBトレーディングフロア(2025年9月3日)

債券相場は超長期債が大幅安。新発30年国債利回りは過去最高を更新した(3.285%)。財政悪化懸念を背景に米国や欧州で長期金利が上昇したことに加え、国内政治への警戒感が高まった。明日30年債入札を控える中、自民党総裁選の前倒し賛否の意思確認が行われる見通しの8日までは積極的にリスクを取りにくいとの見方が売り圧力につながった。
また、日銀は定例の国債買い入れオペを実施、1年超3年以下と、10年超25年以下の応札倍率が前回から上昇して需給の緩みが示されたことも重しとなった。この日、日銀植田総裁は、首相官邸で石破首相と会談したが会談内容に目新しいものはなく、影響は限定的だった。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1000億円、1-3年3250億円、3-5年3250億円、10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ2.24、2.83、1.96、2.78倍


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