債券相場は上昇した。注目の30年債入札が、最低落札価格が市場予想を下回るなど低調な結果となったことで一時売りが膨らんだが、その後は再び買いが優勢になった。目先の懸念材料をいったん通過したことや、超長期債入札が引き続き軟調に推移したことで20日に予定される財務省の国債市場特別参加者会合での超長期債発行の減額期待が強まったとの見方。
また、16、17日の金融政策決定会合での現行の国債買い入れの中間評価で26年4月以降で超長期債の買入減額を緩和するのではとの声も聞かれた。
【メモ】
☆30年債入札(86回、CPN2.4%)落札結果
最低落札価格91円45銭(2.938%)、平均落札価格91円94銭(2.904%)、応札倍率2.92倍(前回3.39倍)、(事前予想価格92円00銭)
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