JGBトレーディングフロア(2025年8月14日)

債券相場は中長期債中心に下落。ベッセント財務長官が日銀はインフレ抑制で後手に回っていると指摘したことを受け、日銀による早期利上げの連想から売りが優勢だった。前日の軟調な5年債入札結果を受けて中期債の買いにくさが意識されていたこともあり、この日の日銀定例の国債買い入れオペでは落札レートが実勢をやや上回ったほか、中長期ゾーンで案分と平均落札レートが一致する1本値となったことで日銀に売却できなかった投資家のヘッジ売りが先物の下げにつながったとする見方も聞かれるなど、終日弱さが目立った。
OISが織り込む来年1月までの会合での利上げ確率は90%に迫ったほか、10月会合での利上げ確率も42%に上昇した。

【メモ】
☆☆日銀買入オペ1-3年3250億円、5-10年3500億円、10-25年1350億円、25年超750億円。応札倍率は、それぞれ3.20、2.66、3.47、2.19倍


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