債券相場は先物や中期債を中心に下落。この日の5年債入札結果で、最低落札価格が市場予想を下回ったことや投資家需要の強弱を反映する応札倍率も20年3月以来の低水準(2.96倍)となったことが売りにつながった。前日の米国CPIは、おおむね市場予想通りの内容となるも、公表後に米金利が上昇したことも上値を抑える結果となった。米国との関税協議が一通り終わり、日銀の年内利上げ観測もくすぶる中で、買いが入りにくい状況は続いているようだ。
【メモ】
☆5年債入札(179回、CPN1.0%)落札結果
最低落札価格99円71銭(1.062%)、平均落札価格99円74銭(1.056%)、応札倍率2.96倍(前回3.54倍)、(事前予想価格99円72銭)
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