債券相場は下落。日銀による早期利上げ観測の高まりを背景に先週末に続いて売りが優勢となり新発2年(0.930%)、5年(1.235%)、10年債利回り(1.665%)はそれぞれ2008年以来の高水準を更新した。日銀決定会合で2人の審議委員が据え置きに反対票を投じたことで10月利上げ期待が高まりから、中期債を中心に売られた形。植田総裁の会見はタカ派的なスタンスではなかったものの、市場では、自民総裁選など政治イベントに絡んで10月は無理だとの見方が修正されており、買いを入れにくくなっているとの声が聞かれた。
【メモ】
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