9月第4週の株式市場は、NYダウ▲1.75%と4週連続の下落、日経平均▲0.67%のとこちらも2週連続の下落となりました。FRBが買い支えているはずのハイイールド債も下落しており、6月同様リスクオフの様相となっています。6月と同じ展開ならば、今後、ハイイールド債も反発すると思われますので、ハイイールド債ETF(HYG) の動向に注目です。
米国株指数は4週連続の下落で、月次でダウ▲4.42%となっている一方、日経平均は+0.28%と健闘しています。9月の中間配当とその再投資に絡んだフローも相対的な日本株の強さに影響していると思われます。
来週は中間配当の権利付き最終日があるものの、再投資終了後は反落となりやすいく、また、4半期末をまたぐことからフローの変化に注意が必要です。
日本株など先進国株に先行性のある台湾株を見てみると、海外投資家の売り注文が膨らみ、売られ過ぎの状態となりました。足元のリスクオフ局面のからの反発を狙うのでしたら台湾加権指数の買いが面白そうです。
(光世証券) 買いたいわん 台湾加権指数先物
https://www.kosei.co.jp/products/learn_taiex-futures.html
図. 台湾加権指数と海外投資家売買動向
上段:台湾加権指数
中段: 海外投資家買金額(緑)、売り金額(赤)、ネット(黄線)
下段: 海外投資家売買金額(ネット)÷加権指数売買代金