債券相場は大幅安。長期金利は前日に続いて上昇し12年半ぶりの高水準を付けた(1.075%)。米長期金利が強い経済統計を受けて大幅に上昇したことや、為替相場の円安進行で日銀の政策修正への警戒感が強まった。月末週であることや1%の大台に到達で投資家の買いが期待されたが、前日のGX移行債のプレミアム剥落など、地合いの悪さが影響して様子見姿勢を強めいているようだ。ただ日銀のYCC修正観測が強まった2022年春から長期金利の先行する形で上昇した10年スワップ金利は1.10%台で推移、一時は40bps以上に拡大した利回り較差も、足元では長期金利が追いつく形で3bps程に縮小してきており、日銀政策修正への織り込みは相応に進んだとの声も聞かれた。
【メモ】
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