債券相場は下落。日銀がマイナス金利政策を早期に解除するとの見方が強まる中、この日の40年国債の入札結果が低調となり売り圧力が掛かった。ただ、その後は水準的な割安感から一定の需要も見られたようで、40年債もセカンダリーで落札利回りを下回るなど、取引終盤にかけて持ち直しの動きが見られた。今晩のECB理事会や米国GDPを控えて、買戻しの動きもあったようだ。また明日の1月の都区部CPIの発表で物価上昇圧力の鈍化が強まれば、金融政策正常化観測を受けた金利の先高基調もいったん収まるのではとの声も聞かれた。
【メモ】
☆40年債入札(16回、CPN1.3%、ダッチ方式)
応募者利回り 1.925%、発行価格82円87銭、応札倍率2.15倍(前回2.21倍)。
(事前予想利回り1.920%)


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