債券相場は大幅安。前日の日銀植田総裁の会見を受けて、金融政策の正常化観測が再び強まり、長期金利指標である新発10年債利回りは一時0.74%と昨年12月以来の高水準まで上昇した。この日の国債買い入れオペでもオファー額の増額は見送られ応札倍率の上昇がさらに売り圧力となったようだ。金融政策の正常化について、これまでの市場のコンセンサスだった4月の日銀会合でのマイナス金利解除の見方がさらに強まったうえ、その前の3月会合(18~19日)の可能性にも警戒した動きが出ているとの声も聞かれた。
【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3750億円、3-5年4250億円、5-10年4750億円、10-25年1500億円。
応札倍率は、2.54、3.15、2.93、3.16倍。


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