債券は下落。前日の米長期金利が反転上昇したことに加えて、日銀がこの日実施した国債買入れオペの結果を受けて売りが優勢だった。オペ結果は1年以下以外のゾーンで応札倍率が前回から上昇し、需給の緩みを示したほか、中期ゾーンの落札利回りがやや弱かった。
新発5年債利回りが節目の1%接近(1.005%)で警戒感から売り需要が強まったようだ。明日7日には30年債入札が行われるが、入札前の実勢レートが3%を挟んで、上回っていれば無難に、逆に3%を下回れば結果が弱くなる可能性があるとの声が聞かれた。
【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1000億円、1-3年3250億円、3-5年3250億円、10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ2.83、2.23、2.98、3.82倍
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