ウィークリーレポート(2025年8月8日)

8月第2週の株式市場は、日経平均は+2.50%、NYダウは+0.87%、ユーロストックス50も+3.20%と反発しました。
米国の雇用統計の悪化に伴う下落も前週末の1日で終わり、また、対日関税15%の解釈違い報道にも日経平均は下落せず、さらにトランプ大統領とプーチン大統領の会談が数日以内にセッティングされるという報道も好感され、TOPIXは昨年7月の高値を抜け最高値を更新しました。

(Bloomberg)トランプ米大統領、プーチン氏と会う用意-ゼレンスキー氏抜きでも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-08-07/T0M6UZGOT0JK00

ウィークリーレポート(2025年7月11日)
https://kosei.co.jp/wordpress/?p=23162

バリュエーション面について7月第2週にチェックした日経平均株価のレンジを再度確認します。
ソフトバンクやソニーの第一四半期決算を終え、向こう12か月予想PERから算出したレンジは、36330円-42100円から37100円-43000円へ、配当指数先物(期先)から計算したレンジは39300円-45900円から39650円-46300円といずれもやや上方修正となりました。
昨年7月の暴落は、PERから計算されたレンジ上限38360円を超え42000円まで上昇していましたが、今年はバリュエーション面ではまだ上値余地のある状況です。上値の目途としては日経平均43000円、TOPIX 3100ptあたりで、これを超えるようならばプット買いなどでプロテクトしつつ上値を追いかけるのがよさそうです。


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