JGBトレーディングフロア(2025年9月11日)

債券は中長期債が下落。市場は再び日銀の年内の追加利上げに対する警戒度を高めた。
もともと新政権発足後の財政拡張で中長期中心の国債増発が懸念される中で10月会合(2025年10月29・30日)での利上げとなれば、今の水準は割高との指摘か聞かれた。
来週18・19日で行われる日銀会合(市場コンセンサスは、現状維持)後の会見で植田総裁の地ならし的な発言が出るかに注目しているようだ。スワップ市場が織り込む10月までの利上げ確率は3割強、年内は6割前後で推移している。
この日、日銀は定例の国債買い入れオペを通知、残存期間1年超3年以下のゾーンでやや需給の緩みが示され、相場の重しとなった。なお先物取引は中心限月が12月限に移行した。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3250億円、5-10年3500億円、10-25年1350億円、25年超750億円。応札倍率は、それぞれ3.04、2.17、2.94、2.91倍

【メモ】
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