JGBトレーディングフロア(2023年10月2日)

債券相場は下落。長期金利は先週から続いて2013年9月以来10年ぶりの高水準(0.775%)を更新した。この日発表の日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数が予想を上回ったことや、同じく朝方公表された9月21~22日の金融政策決定会合の「主な意見」では、政策修正に前向きな内容が散見され、明日の10年債入札を前に警戒感が強まった模様。
また、米国つなぎ予算成立後の米金利時間外取引で、売りが先行していることも売り材料となった。ただ、日銀が午後1時すぎ、4日の定例オペに残存期間5年超10年以下の国債買い入れを追加すると発表し、先物などが下げ幅を縮小した。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年9月29日)

債券相場は続落。長期金利指標である新発10年債利回りは、一時0.77%と2013年9月以来10年ぶりの高水準を更新した。朝方は、米長期金利の低下や東京都区部の9月CPIが予想をやや下回ったことなどを受けて先物などに買いが入ったが続かず、一転して今晩の米個人消費支出の上振れを警戒する向きや、この日に売買最終日を迎える10月オプションに絡むポジション調整などが売り圧力となった。その後、日銀は、金利上昇を受けて臨時の国債買い入れオペを通知したが、影響は限定的で相場を持ち上げるには至らなかった。

【メモ】
☆日銀買入オペ(臨時)5-10年3000億円。応札倍率は、3.26倍。
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2023年9月28日)

債券相場は下落し、長期金利指標である新発10年債利回りは、10年ぶりの高水準0.755%を付けた。米国の金融引き締めの長期化観測で長期金利が上昇基調を続けていることが受け、売りが優勢となった。警戒されていたこの日の2年国債入札は無難な結果に終わり、中短期ゾーンは下げ渋るも、全体への影響は限られた。

【メモ】
☆2年債入札(453回,CPN0.005%)落札結果
最低落札価格99円91銭0厘(0.050%)、平均落札価格99円92銭0厘(0.045%)、応札倍率3.27倍(前回3.21倍) (事前予想価格99円91銭)
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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ウィークリーレポート(2023年9月29日)

9月第最終週の株式市場は、日経平均株価は▲1.68%、NYダウ▲0.88%、ユーロストックス50▲0.28%と続落になりました。
6-9月のマーケットを振り返ると、米国10年債利回りは+70bpの4.53%、ドルインデックス+2.81%, ドル円+2.93%と米国の金利高&ドル高が進んだ四半期でした。
株式市場ではNYダウ▲2.15%、NASDAQ▲4.25%と米国株は下落、日経平均株価も▲4.01%と下落しましたが、TOPIXは+1.52%と上昇。特にTOPIXバリュー指数は+6.77%とTOPIXグロース指数の▲3.90%と全く違う景色となりました。
また、日銀のYCC撤廃/ゼロ金利解除への思惑から、日本10年債利回りも36bp上昇の0.76%となりました。

日米ともに、金融政策の行き先への思惑が株式市場へ大きく影響しており、この傾向はまだ継続するものと思われますが、FRBに関して、ターミナルレートは5.5%(あと1回)と言われており、また、円安による物価高は日銀の大規模緩和政策への逆風となっており、日銀は火消しに回ったものの、年内に政策変更が可能かもしれないという植田総裁の発言は年末に近づくにつれ(あるいは円安が進むにつれ)再度意識されるものと思われ、10-12月に政策変更があれば、これまでの流れが大きく変わる可能性もあります。

ここ10年の10-12月では、S&P500は2018年を除き全て上昇、9勝1敗で年末時の株価は9月末比で+8.5%と株価に追い風となる時期です。同様に日経平均も10年で8勝2敗、第4四半期で平均+8.2%のリターンとなっています。また、短期的にはNYSE市場の騰落レシオBreadth Indicatorは38%まで下落して売られ過ぎゾーンに入っており、直近1年の傾向では同シグナルの売れられ過ぎはボトムを示唆していることから、週明けの10月からはリバウンドを期待したいです。
土曜日には懸念材料であった米国政府閉鎖について、閉鎖を回避するための暫定的なつなぎ予算が可決されたことも週明けの株式市場への追い風となりそうです。
米政府閉鎖を回避、上院も期限直前につなぎ予算可決-大統領署名 – Bloomberg

S&P500は節目4400pt、日経平均は25日線32619円をひとまずの高値目途として、カバードコール戦略がよさそうです。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2023年9月27日)

債券市場では超長期債が下落。金融イベント通過後で手掛かりとなる材料が少ない中、引き続き足元での米長期金利の上振れや日銀の早期政策修正に対する警戒感が売り圧力を強めた。一方、中長期債は、横ばいでの推移。月末にかけた投資家の買い需要も米金利の上昇基調が続く中ではやや慎重との見方。

【メモ】
☆日銀買入オペ(定例)3-5年4500億円、5-10年6750億円、10-25年200億円、25年超1000億円。応札倍率は、2.34、1.67、3.22、2.01倍。
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


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