JGBトレーディングフロア(2023年9月26日)

債券相場は下落。米長期金利が2007年10月以来の高水準(4.54%)に上昇したことで売り先行で始まった後は、小幅のレンジでのもみ合いとなった。日銀の政策修正観測が根強く、上値は引き続き重い印象だった。この日の40年債入札は順調に消化したが、相場全体への影響は限定的だった。

【メモ】
☆40年債入札(16回,CPN1.3%)落札結果
応募者利回り1.725%、発行価格87円87銭、応札倍率2.95倍(前回2.54倍)
(事前予想利回り1.750%)
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年9月25日)

債券相場は上昇。先週末の米長期金利が低下した流れを引き継いだことや、日銀会合後の日銀植田総裁の会見で、金融政策の変更について極めて慎重であることが確認され、買戻しやイベント通過を待っていた一部の実需買いが相場を押し上げたようだ。
ただ国内物価上昇の流れが続く中、米金利の高止まり、ドル円相場の円安基調、また日銀総裁も会見で「物価の下がり方が少しゆっくりめの雰囲気がある」と述べるなど、政策変更につながる事象が思惑を呼ぶため、上値追いには慎重にならざるを得ないとの見方。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年9月22日)

債券市場は小動き。前日の米長期金利が引き続き上昇したため、その流れを受けて売り先行で始まるも、その後は日銀政策決定会合の結果待ちで様子見、昼前に金融政策の据え置きが伝わると午後開始直後は、買いが優勢だったが、その後は徐々に上げ幅を縮め、前日の水準に押し戻された。
15時半からの植田日銀総裁の会見を控え、9日に報道された読売新聞インタビュー記事が発端となったマイナス金利の前倒し観測についてのタカ派的な発言を警戒したとの声も聞かれた。

【メモ】
☆黒田日銀総裁会見主な発言(出所:Bloomberg)
・マイナス金利解除の距離感がすごく動いたわけではない
・年内の可能性が全くないと言うと毎回の決定会合に強い縛りをかけるため、そういうことは言わない方が望ましい
・物価目標実現見通せれば、マイナス金利解除は視野に入る
・物価目標の下側を外すリスクを重視する姿勢は変わってない
・大幅な物価上振れが現時点で生じているとは思っていない
・長期金利は7月対比でわずかな上昇、それほど心配ない
・わが国の景気は緩やかに回復している
・日本経済の先行き、緩やかな回復を続けるとみている
・消費者物価の前年比、足元は3%程度となっている
・現時点では経済・物価の不確実性高い
・政策修正の時期は決め打ちできない
・施策への基本的な考え方について従来から変化はない
・先行きの物価、10月展望リポートに向けて精査する
・基調的な物価、単一の指標では判断できない
・物価の下がり方が少しゆっくりめの雰囲気がある
・マイナス金利解除後の金融政策、特定の戦略は持っていない
・(世界経済のリスクについて)ソフトランディング期待高まるが不確実性もー米経済
・(企業収益について) 企業収益、委員は概ね好調との判断だった
・来年の賃金に向けていい材料との議論あった
・長期金利、YCC柔軟化後の調節方針と整合的
・ファンダメンタルズに沿って安定的推移が望ましい-為替
・為替動向、将来の経済・物価に影響し常に注視している
・政府と緊密な連携とりながら注視していきたいー為替
・賃金と物価の好循環確認に時間がかかっている
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


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光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年9月21日)

債券相場は長期債を中心に下落。長期金利は0.745%と2013年9月以来10年ぶりの高水準に上昇した。FOMCが先行きに対してタカ派的だったことに加え、明日の日銀の金融政策決定会合結果と植田日銀総裁の会見を控え、その警戒感から売りが優勢だった。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,369~371回1.00%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,361回1.00%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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ウィークリーレポート(2023年9月22日)

9月第3週の株式市場は、日経平均株価は▲3.37%、NYダウ▲1.89%、ユーロストックス50▲2.05%と3指数とも反落しました。9月に入り週替わりに上げ下げを繰り返しています。

FOMCではFF金利の誘導目標レンジを5.25-5.5%と据え置きましたが、声明と同時に発表した最新の四半期経済予測では、FOMC参加者19人のうち12人が年内あと1回の利上げを支持していることが示され、すでに利上げはピークに達しているとの市場の予想をひっくり返す内容から、金利が上昇、株安という流れになりました。
特に、金利上昇による逆風の強いナスダックは週間で▲3.53%の下落となり、今年に入ってからの上昇トレンドラインを割り込みチャートの形状も悪いことから200日線まであと6%弱下落してもおかしくありません。一方で、NYダウの下落は相対的に軽く、また、ハイイールド債ETF下落も▲1.03%と軽微であり、ハイイールドスプレッドは縮小していることから、FOMC後の動きとしては、米国債とハイテク株だけ売られた状態と言えます。

株価が下がると政府閉鎖懸念や全米自動車労組のストなど、時には無視されるイベントがリスク事象として注目されてきます。政府閉鎖に関して、過去、閉鎖期間が長期化した3回のケースでのNYダウの動きを比べてみると、閉鎖後にいったん下げたところがボトムとなり反発するパターンとなっています。
米国会下院で共和党保守強硬派が妥協しない場合、早ければ10/1から政府閉鎖となり、過去のパターンを踏襲するなら10月第1週に株価が底打ち(つまり来週は続落)となります。

日本市場に関しては中間配当の再投資シーズンという事もあり、欧米の株価下落速度に比べマイルドで、また日経ボラティリティ指数も盛り上がりに欠ける動きとなっています。トレードアイデアとしては権利付き最終日に向けてTOPIX買い/ダウ先物売りあるいは【2842】NASDAQ100インバースETFの買い、その後ドテンのスイングトレードが面白そうです。


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