ウィークリーレポート(2018年1月12日号)

今週は週初1/9に日経平均先物が大阪取引所で24000円にタッチした後は一転して伸び悩み(利益確定売りか?)、前週比▲0.26%となりました。セクター別では、国内外の長期金利の上昇を受け、食料品、情報通信、小売りといったディフェンシブセクターが売られる一方、鉱業、石油・石炭といった資源関連株が買われ、原油・資源高によるインフレ率上昇を警戒する流れとなりました。

当ブログの記事『JGBトレーディングフロア(米国債券市場のスティープニングに関して)』でも触れましたが、内外の金利動向に不安定感が増しており、中央銀行の政策に影響を与えるCPIには今後注意が必要そうです。

11日に発表された今年の大発会の週の投資部門別売買動向では、海外投資家の6870億円の買い越しとなっており、大発会の741円高を演じたのはやはり海外勢だったことが判明しました。
今週の日経平均は伸び悩みましたが、NY市場ではダウ、S&P500指数ともに最高値を更新しており、日続き強気の見通しを維持して、日経平均で24,200円までの上昇を見込みたいです。

投資部門別売買動向(現先合計、単位:10億円)


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