JGBトレーディングフロア(2018年1月11日)

(07:30)
昨日の債券市場は、前々日の日銀買いオペ減額の影響がこの日も続き、各年限共に利回りは上昇した。朝方から、警戒された10年債入札は無難な結果となったが、切り返す動きは乏しかった。
前日の米国金利は一時、昨年3月以来の2.595%まで上昇、中国当局者による記事が(米国債投資を控える趣旨 )がきっかけのようだが、円債の冴えない動きも影響したかも。日銀の政策が需給面で米国債を支える側面がある以上、政策調整の思惑が及ぼす影響は小さくないだろう。本日は、中長期の買いオペが予定。為替、株式などもザワつきだすと、日銀関係者などの発言がヘッドラインなどで発信されやすいタイミングかも。

(17:30)
債券市場は反発。前日の米国債下落で地合いの悪化が警戒されたが、中長期の買いオペも無難に通過、また中国が「米国債投資に消極的」との報道を否定したことで米国債もアジア時間で上昇したことも安心感につながった。


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