債券相場は先物や中長期債が大幅安。トランプ米大統領が上乗せ関税策を90日間停止すると発表してリスク回避の巻戻しの売りが優勢だった。
一方、警戒されていたこの日の5年債入札が、午前の下落によって、結果的に強い内容となったことで相場の下支えにつながった。また、前日大きく売られた超長期債は、売り一巡感から小幅な下げにとどまった。
トランプ関税による世界的な経済・物価への懸念は一旦後退したものの、先行きの不透明感は依然として強く、高いボラティリティーによる金利変動はまだしばらく続くとの見方が強いようだ。
【メモ】
☆5年債入札(178回、CPN1.0%)落札結果
最低落札価格100円25銭(0.947%)、平均落札価格100円29銭(0.938%)、応札倍率3.84倍(前回3.17倍)、(事前予想価格100円18銭)
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