債券市場では超長期債が大きく売られた。米国の相互関税が全面発動され、対抗姿勢を強める中国を中心とした貿易戦争の激化が懸念された。
投資家はボラティリティー上昇を嫌気して金利変動リスクを削減する動きを強めた結果、この日日銀が実施した超長期債の買いオペも弱い内容となり、午後に一段と売られた。
ただ中期債や先物は、市場の不安定化を受け日銀、財務省、金融庁が午後4時から国3者会合を開催すると発表したことで、下げ幅を縮め、先物は上昇に転じた。市場が落ち着きを取り戻すにはまだ時間がかかりそうで値動きの荒い展開が続くとの見方。
【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1-3年2750億円、5-10年3000億円、10-25年3250億円。応札倍率は、それぞれ4.69、2.10、3.73、4.70倍。
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