債券相場は大幅上昇。長期金利は一時約3カ月ぶりの低水準1.160%を付けた。米国のトランプ政権が発表した関税政策が市場想定よりも強硬で景気悪化懸念からリスク回避の債券買いが強まった。市場が落ち着き始めれば合理的な水準に収れんしていくだろうとしながらトランプ関税の影響は時間をかけて見ていく必要があり、すぐに金利が急上昇することはないとの見方。
3月下旬まで日銀の追加利上げを織り込む動きが続いていた分、期初の買いも相まって強い買い戻し圧力になっているようだ。スワップ市場は、一時5月の金融政策決定会合で2割強の利上げを織り込んでいたが、この日の利上げ確率は3%弱に、またの6月の会合も10%程度と大幅に低下した。
【メモ】
*****
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会