債券相場は上昇。日本時間の早朝にトランプ米大統領が貿易相手国に対し相互関税を課すと発表し、世界的な景気減速や貿易戦争激化への懸念からリスク回避の動きから買いが優勢だった。またこの日の10年債入札を無難に終えたことも相場を支えた。長期国債先物相場は、一時2月26日以来となる140円00銭を付けた。
ただ国内株価が売り先行後もみ合いに転じた後は、終盤にかけて買いの動きも弱まった。投資家は、関税発表を受けた今晩の米国市場の動向を見極めないと動きにくいとの見方。
【メモ】
☆10年債入札(378回、CPN1.4%)落札結果
最低落札価格99円84銭(1.418%)、平均落札価格99円95銭(1.405%)、応札倍率3.15倍(前回2.66倍)、(事前予想価格99円87銭)
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