債券相場は大幅高。トランプ米大統領の関税政策を受けてリスク回避の動きが強まっており、安全資産である国債買いが継続、内外の株価下落と為替の円高により、日銀の利上げ観測も低下していることも買い材料につながった。
1月の利上げ以降、日銀の追加利上げを見込んで売りポジションに傾いていた投資家がここへきて買い戻しを迫られた形。スワップ市場が織り込む日銀の年内利上げ確率は一時1割程度に低下、年内の利上げ織り込みが完全に消えれば、長期金利は1%を下回る可能性があるとの声も聞かれた。先物市場は朝方に1円30銭高の142円95銭まで上昇した後、短時間で1円ほど巻き戻されて値を消すなど動きの激しい相場となった。
注文を受ける証券会社やヘッジファンドなど短期目線の投資家による損切りやポジション解消が出やすくなっているとの見方。
【メモ】
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