債券相場は上昇。株安を受けたリスク回避に加え、この日、日銀が実施した国債買い入れオペでは、応札倍率が前回から低下したことや、残存期間5-10年ゾーンのオペがやや強めな結果(実勢より低い利回り)となったことで需給改善に期待した買いが入った。
朝方発表された東京都区部CPIは、総合もコア指数も予想を上回る結果となり、売り圧力につながるかと見られたが、その後発表された日銀政策決定会合の「主な意見」でトランプ米政権の関税政策による先行きの不確実性の高まりを警戒する声など、利上げに対する慎重さが感じられ、この日に限ってみれば債券売りとはならなかったようだ。
【メモ】
☆東京都区部 2025年(令和7年)3月分(中旬速報値・総務省)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf
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