債券相場は大幅上昇。米国で消費者マインドの悪化を受けて長期金利が大幅低下したことや国内株式相場の急落を受けて買いが優勢だった。
この日に実施された2年国債入札は無難な結果となり、債券相場の支えとなった。2年債入札は金利水準の高さやリスクオフムード、担保需要もあってある程度応札が集まり無難にこなしたとの見方だった。
日銀はこの日、午後5時に4-6月の国債買い入れオペ予定を公表、24年7月の金融政策決定会合で決めた買い入れ減額計画の実施後、中長期ゾーンに加えて、初めて超長期ゾーン(10-25年)が減額されたが、事前の予想に沿うもので、夜間の先物市場への影響も限定的だったようだ。
【メモ】
☆2年債入札(471回、CPN0.9%)落札結果
最低落札価格100円06銭6厘(0.869%)、平均落札価格100円07銭1厘(0.863%)、応札倍率3.41倍(前回3.16倍)、(事前予想価格100円5銭5厘)
☆4-6月日銀買いオペ方針
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2025/mpr250331a.pdf
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