JGBトレーディングフロア(2025年3月27日)

債券相場は長めの超長期債が上昇。この日の40年債入札が堅調な結果となり、買いが強まった。トランプ米大統領による自動車関税発動の発表を受けた世界経済への影響を懸念したリスク回避の流れも相場を支えた。40年債入札は入札史上で最も高い利回りと、来年度の発行減額による需給改善期待から積極的に買った投資家もいたようだ。年度末に関係なく動ける海外投資家の買いがあったとの声も聞かれたが、明日の東京都区部消費者物価指数(CPI)や日銀決定会合の「主な意見」の発表を控え、上値を買い進むまでには至らなかった。

【メモ】
☆40年債入札(17回、CPN2.2%)落札結果
発行価格87円77銭、応募者利回り2.710%、応札倍率2.92倍(前回2.75倍)、(事前予想利回り2.790%)


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