債券相場は下落。日銀の利上げ警戒で売りが優勢だった。この日の2年国債入札は市場予想に比べて弱めの結果になり、一時下げ幅を拡大した。前日の米国金利に沿う形で先物の夜間取引も高く引けていたものの、朝方伝わったG20での三村財務官の発言(日本銀行の政策に対する市場の見方と「齟齬はない」)が売り圧力となったようだ。
日銀利上げ継続に対する市場の警戒感は変わっていないと中、財務官の発言は「政府が日銀の利上げをけん制せず、利上げしやすい環境にあるとの思惑にもつながりやすかった」との見方。
【メモ】
☆2年債入札(470回、CPN0.8%)落札結果
最低落札価格99円93銭5厘(0.833%)、平均落札価格99円94銭8厘(0.826%)、応札倍率3.16倍(前回4.06倍)、(事前予想価格99円94銭)
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