JGBトレーディングフロア(2024年12月17日)

債券相場は下落。日銀の早期利上げ見送り観測で買われた反動の売りが優勢となった。
長期金利となる新発10年国債は一時5カ月ぶり高水準の1.1%に急上昇する場面があった。
12月に利上げが見送られても1月や3月での可能性が後退したわけでなく、一定の金利上昇圧力は続いているようだ。
この日行われた20年債入札は無難に通過、一部で10年債や5年債を売りながら20年債を購入するイールドカーブのフラット化を狙った動きが観測された。
なお長期金利が1.1%を付けたことに関して、直後には1.075%に戻したこともあり、市場では発注ミスではとの声も聞かれた。

【メモ】
☆☆20年債入札(190回リオープン、CPN1.8%)落札結果
最低落札価格98円80銭(1.883%)、平均落札価格98円85銭(1.879%)、応札倍率3.38倍(前回3.52倍)、(事前予想価格98円70銭)


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