債券相場は上昇。前日の米長期金利上昇の流れを受けて下落したが、日銀の12月利上げ観測が後退していることを受け、引けにかけて買いが優勢になった。
国内消費者物価の上昇に加速感が見られず、利上げを急ぐ状況にはないとの見方やまた、次回1月の決定会合が米トランプ大統領就任直後で外部要因の不透明さが政策運営にも影響するため、次の利上げは3月会合になるとの見方も浮上してきている模様。
この日は超長期債の地合いの強さも続き、流動性供給入札が予想より強かったことも支援材料になった。先物中心限月は25年3月限に移行した。
【メモ】
☆流動性供給入札(418回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 +0.005%、募入平均利回り較差+0.005%、応札倍率3.56倍(前回3.91倍)
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