JGBトレーディングフロア(2022年12月30日)

債券市場では長期金利が低下した。日銀が中期債の指し値オペや臨時の国債買い入れオペをこの日も行い3日連続で実施、また前日夕には2年物の共通担保資金供給オペを予告して金利抑制姿勢を示したことで買いが優勢となった。一方、先物は、年末年始の連休中の海外投資家による売りを警戒した動きが強まり取引終了にかけて下落に転じた。

【メモ】
☆日銀買入オペ 1-3年3000億円、3-5年1000億円、5-10年3000億円、10-25年3000億円(臨時オペ)。応札倍率は、それぞれ3.06、2.85、3.81、1.76倍。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回0.5%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,357、358回0.5%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,2年443回0.03%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,5年154回0.24%) 落札金額0億円。

【来週のスケジュール】
<国内予定>
大発会 / auじぶん銀行日本製造業PMI(12月) / 自動車販売台数(12月)
<海外予定>
【米国】FOMC議事要旨(12月13,14日開催分) / 自動車販売(12月) / 求人件数(11月) / ISM製造業景況指数(12月)
【欧州】S&Pグローバル・ユーロ圏コンポジット・サービス業PMI(12月)
【その他】中国財新コンポジット・サービス業PMI(12月)

1/5
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 10年利付国債入札 / 経済3団体共催の新年祝賀会(都内) / マネタリーベース(12月) / 営業毎旬報告(12月31日現在) / 消費者態度指数(12月)
<海外予定>
【米国】家電見本市「CES」(ラスベガス) / ADP雇用統計(12月) / 米貿易収支(11月) / S&Pグローバル米総合・サービス業PMI(12月)
【欧州】ユーロ圏PPI(11月)
【その他】中国貿易収支(12月,1月13日までに発表)

1/6
<国内予定>
日銀国債買いオペ(1-3年,3-5年,10-25年) / 国庫短期証券(6カ月)入札 / 毎月勤労統計(11月) / じぶん銀行日本サービス業PMI(12月) / 日銀,需給ギャップと潜在成長率
なし
<海外予定>
【米国】米リッチモンド連銀総裁講演 / 米雇用統計(12月) / 米製造業受注(11月) / 米ISM非製造業総合景況指数(12月)
【欧州】ユーロ圏景況感指数(12月) / ユーロ圏消費者信頼感指数(12月) / ユーロ圏CPI(12月) / ユーロ圏小売売上高(11月) / 独製造業受注(11月)
【その他】*****


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年12月29日)

債券相場は下落。日銀のさらなる政策修正観測がくすぶる中、前日の米長期金利が上昇したことで売り圧力が掛かった。
日銀はこの日も中期債の指し値オペと中長期債の臨時オペを実施して、金利上昇を抑えたが、オペ対象外となった超長期債は利回り上昇が大きくなり、新発20年債利回りが約8年ぶりの水準(1.320%)に上昇した。
先物は、一時YCC政策変更後に付けた安値145円52銭を下回るなど下げ基調が続いている。

【メモ】
☆日銀買入オペ 1-3年1000億円、3-5年1000億円、5-10年4000(1000+3000)億円(臨時オペ)。応札倍率は、それぞれ5.23、3.23、(5.49、3.80)倍。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回0.5%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,357、358回0.5%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,2年443回0.03%) 落札金額460億円 / 国債買入(固定利回り方式,5年154回0.24%) 落札金額74億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2022年12月28日)

債券相場は超長期債が下落。米長期金利の上昇に加え、引き続き日銀の政策修正観測が強く意識された。この日、日銀は10年カレント債を対象にした指し値オペに加え、中期債の指し値オペと臨時の国債買い入れを通知したことが中長期ゾーンの下支えになったが、オペ対象でない超長期債は売りが優勢だった。先物は、オペ通知直後に高値を付けた後、先回りした買い方の反対売買などで一気に安値を付けるなど、流動性の低下がやや目立つ。

【メモ】
☆日銀買入オペ 1-3年1000億円、3-5年1000億円、5-10年3000億円(臨時オペ)。応札倍率は、それぞれ5.11、3.34、4.43、倍。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回0.5%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,357、358回0.5%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,2年443回0.03%) 落札金額375億円 / 国債買入(固定利回り方式,5年154回0.24%) 落札金額1208億円。


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JGBトレーディングフロア(2022年12月27日)

債券相場は下落。長期金利は一時0.46%まで上昇した。日銀YCCの長期金利上限拡大後もイールドカーブの歪みは解消されておらず、さらなる政策修正観測から売りが優勢だった。
またこの日の2年債入札も、2015年以来のプラス金利水準での入札も、やや低調な内容となったことが上値を抑える要因となった。先物市場も薄商いの中、取引終盤に小口の売りで安値を付けた。

【メモ】
☆2年債入札(444回,CPN0.005%)落札結果
最低落札価格99円90銭9厘(0.055%)、平均落札価格99円92銭4厘(0.043%)、応札倍率3.78倍(前回4.03倍)。(事前予想価格99円90銭)
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,357、358回) 落札金額0億円。


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JGBトレーディングフロア(2022年12月26日)

債券相場は下落。この日の日銀買い入れオペで、オペの対象から10年債のカレント3銘柄が除外され、需給ひっ迫を背景に低位の金利水準にあった新発10年債は前日比+6.5bpsの大幅上昇となった。
先物もその流れを受けて午後からは再び146円を下回る展開。海外投資家の一部は、クリスマス休暇などで不在の様子だが、YCCの撤廃をにらんだ売りポジションは継続していると見られ、10年債利回りが0.5%を下回っている状況下では、買いの動きも慎重になっているようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年5750億円、5-10年6750億円、10-25年3000億円、25年超2000億円、物価連動債600億円(定例オペ)。応札倍率は、それぞれ1.61、3.18、1.56、1.56、2.58倍。
☆国債買入(固定利回り方式0.5%,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式0.5%,357,358回) 落札金額0億円


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