債券相場は下落。この日の日銀買い入れオペで、オペの対象から10年債のカレント3銘柄が除外され、需給ひっ迫を背景に低位の金利水準にあった新発10年債は前日比+6.5bpsの大幅上昇となった。
先物もその流れを受けて午後からは再び146円を下回る展開。海外投資家の一部は、クリスマス休暇などで不在の様子だが、YCCの撤廃をにらんだ売りポジションは継続していると見られ、10年債利回りが0.5%を下回っている状況下では、買いの動きも慎重になっているようだ。
【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年5750億円、5-10年6750億円、10-25年3000億円、25年超2000億円、物価連動債600億円(定例オペ)。応札倍率は、それぞれ1.61、3.18、1.56、1.56、2.58倍。
☆国債買入(固定利回り方式0.5%,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式0.5%,357,358回) 落札金額0億円