債券相場は下落。日銀のさらなる政策修正観測がくすぶる中、前日の米長期金利が上昇したことで売り圧力が掛かった。
日銀はこの日も中期債の指し値オペと中長期債の臨時オペを実施して、金利上昇を抑えたが、オペ対象外となった超長期債は利回り上昇が大きくなり、新発20年債利回りが約8年ぶりの水準(1.320%)に上昇した。
先物は、一時YCC政策変更後に付けた安値145円52銭を下回るなど下げ基調が続いている。
【メモ】
☆日銀買入オペ 1-3年1000億円、3-5年1000億円、5-10年4000(1000+3000)億円(臨時オペ)。応札倍率は、それぞれ5.23、3.23、(5.49、3.80)倍。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回0.5%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,357、358回0.5%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,2年443回0.03%) 落札金額460億円 / 国債買入(固定利回り方式,5年154回0.24%) 落札金額74億円。