JGBトレーディングフロア(2025年8月13日)

債券相場は先物や中期債を中心に下落。この日の5年債入札結果で、最低落札価格が市場予想を下回ったことや投資家需要の強弱を反映する応札倍率も20年3月以来の低水準(2.96倍)となったことが売りにつながった。前日の米国CPIは、おおむね市場予想通りの内容となるも、公表後に米金利が上昇したことも上値を抑える結果となった。米国との関税協議が一通り終わり、日銀の年内利上げ観測もくすぶる中で、買いが入りにくい状況は続いているようだ。

【メモ】
☆5年債入札(179回、CPN1.0%)落札結果
最低落札価格99円71銭(1.062%)、平均落札価格99円74銭(1.056%)、応札倍率2.96倍(前回3.54倍)、(事前予想価格99円72銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年8月12日)

債券は下落。日本の連休中に米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが優勢だった。日銀の利上げ観測や財政拡張懸念も重しになった。ただ夏休みで市場参加者が少なく、大きな方向感は出にくい印象だった。加えて今晩の米7月CPIの結果を前に取引も手控えられたようだ。物価上昇に陰りが見られれば、米国の利下げ期待も高まるため、売り進めるのも難しいとの声も聞かれた。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年8月8日)

債券相場は下落。朝方公表された日銀政策決定会合(7/30,31開催分)の「主な意見」で、物価上振れを懸念する発言が目立ち、植田総裁のハト派的な記者会見よりも政策委員全体はややタカ派的な印象だったことが、売り材料視された。
また、この日の午後に始まった自民党の両院議員総会に対する不透明感も相場の重しとなった。ただ国内3連休を控えて、様子見の投資家も多く、売り一巡後は徐々に下げ幅を縮める展開となった。先週の雇用統計の下振れによる米長期金利の低下が記憶に新しく、来週12日の米国のCPI発表を前にポジションを取りにくいとの声も聞かれた。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年8月7日)

債券相場は上昇。この日に実施された30年債入札を波乱なく終えたことで買い安心感が出た。
入札結果によると、最低落札価格は95円35銭と、市場予想と一致。小さいと好調を示すテール(落札価格の最低と平均の差)は15銭と、前回の31銭から縮小し、3月以来の小ささとなった。
投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.43倍と、前回の3.58倍から低下した。入札は、利回り曲線上や3%台という金利水準的に見た一定の需要があったとの見方。

ただ、財政懸念などの材料があり、この先どんどん買い進むという地合いではないようだ。市場は、明日公表の日銀政策決定会合での「主な意見」(7/30,31開催分)の内容に注目しているほか、日本への15%の追加関税報道(共同通信)で日米間の認識の違いに対する懸念から、同じく明日予定されている自民党両院議員総会で石破首相の退陣を求める厳しい意見が出るのではとの声も聞かれた。

【メモ】
☆30年債入札(87回、CPN1.5%)落札結果
最低落札価格95円35銭(3.099%)、平均落札価格95円50銭(3.089%)、応札倍率3.58倍(前回3.43倍)、(事前予想価格95円35銭)


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ウィークリーレポート(2025年8月8日)

8月第2週の株式市場は、日経平均は+2.50%、NYダウは+0.87%、ユーロストックス50も+3.20%と反発しました。
米国の雇用統計の悪化に伴う下落も前週末の1日で終わり、また、対日関税15%の解釈違い報道にも日経平均は下落せず、さらにトランプ大統領とプーチン大統領の会談が数日以内にセッティングされるという報道も好感され、TOPIXは昨年7月の高値を抜け最高値を更新しました。

(Bloomberg)トランプ米大統領、プーチン氏と会う用意-ゼレンスキー氏抜きでも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-08-07/T0M6UZGOT0JK00

ウィークリーレポート(2025年7月11日)
https://kosei.co.jp/wordpress/?p=23162

バリュエーション面について7月第2週にチェックした日経平均株価のレンジを再度確認します。
ソフトバンクやソニーの第一四半期決算を終え、向こう12か月予想PERから算出したレンジは、36330円-42100円から37100円-43000円へ、配当指数先物(期先)から計算したレンジは39300円-45900円から39650円-46300円といずれもやや上方修正となりました。
昨年7月の暴落は、PERから計算されたレンジ上限38360円を超え42000円まで上昇していましたが、今年はバリュエーション面ではまだ上値余地のある状況です。上値の目途としては日経平均43000円、TOPIX 3100ptあたりで、これを超えるようならばプット買いなどでプロテクトしつつ上値を追いかけるのがよさそうです。


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